今日のテーブルゲームのある風景は「ニューベッドフォード」です。
プレイヤーはニューベットフォードの顔役となって、街に様々な建物を建てて発展させつつ、捕鯨船を準備して出港し、漁をする事で街を発展させてゆくことを目的とします。
ゲームとしては各プレイヤーは自分の駒(ワーカー)を2つ持ち、さらに自分用の捕鯨船駒も2つ持ちます。
十字の形をしたメインボードを中央に置いて、さらに建築予定の建物タイルを並べて置きます。
そして捕鯨用ボードをさらにその横に準備してゲーム開始です。
ゲームに使用される資材としてはコイン、木材、食料、レンガがあり、捕鯨船をつくる為には木材が、建物を建築する為には木材とレンガ(一部食料やコイン)が必要となり、建造した捕鯨船を出港させるためには食料が必要となります。
プレイヤーは自分の手番が来たなら自分のワーカー1つをメインボードのいずれかのアクションマスに配置して、そこに示されたアクションを実行して次のプレイヤーに手番が回ります。
ワーカーは各プレイヤー2体づつ持っているので、プレイヤー間を手番が2周する事になるわけです。
これによって様々な資材を入手できると共に、建物タイルを建築する事も出来ますし、捕鯨船を補修したり出港させたりが出来ます。
その後出港している捕鯨船があれば港に向かって移動させ、港にもどってきたなら積んでいるクジラをお金を払って得点化し、もしも資金が足りない場合はマーケットが開かれて他のプレイヤーが自分の得点化出来る機会が与えられます。
その後捕鯨ボードに船が残っているなら所定の袋から捕鯨チップを残っている船の数+1枚ランダムに引いて、もっとも遠洋にいる捕鯨船から順番に捕鯨チップを獲得して自分の個人ボードに積荷として保管して置きます(捕鯨船が港にもどってくれば、それが得点化出来るわけです)。
ここまでプレイして1ラウンドで、ゲームは12ラウンド経過したならは終了します。
12ラウンドと聞くとそれなりに長いように感じますが、1ラウンドにつき実質2手番しかない上に、捕鯨船の補修、出港、資材集めに建物の建築、捕鯨船が帰港した時の為のコイン集めなどやる事は満載で、ゲームとしてもテンポよくサクサクと進みますし、手番が足りないと感じるくらい慌ただしい動きになりやすいと言えます。
クジラ漁をして船倉を一杯にしつつ着々と港に帰ってきてくれている自分の捕鯨船をむかえる準備をしつつ街を発展させていくのはなかなか大変ではありますが、やれる事が限られているのでそれほど難しいルールはなく、システムとしてはシンプルな方だと思います。
また、捕鯨についての処理が袋からランダムに抜いているので運の要素もあり、より価値の高いクジラが出てくれないかと一喜一憂するのものまた面白く、非常に楽しんでプレイする事が出来るゲームだと思います。
それでいて建築やワーカーによるアクションなどボードゲーム的な要素がしっかり入っているので、少しボードゲームになれてきた方や、ちょっと時間があるのでしっかり目のボードゲームがプレイしたい時などに最適だと思います。
魔王の森で是非プレイしてみて下さい。
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