今日のテーブルゲームのある風景は「覇王龍城」です。
元のタイトルがドラゴンキャッスルで、かなり直球のタイトルなのですが、テレビゲームの上海という麻雀牌をつかったパズルゲーム(いまだとアプリでヒドゥンシリーズなどがあると思います)に一見すると似ています。
6色に色分けされ、各色ごとに剣や竹、雲、龍などのデザインとなっており、そのデザインも種類分けされていて、竹があるせいか最初に見たほとんどの方が「麻雀?」と聞いてくるくらいです(笑)。
ゲームとしては牌をよく混ぜて、表向きに3段くらいにランダムにメインボードに並べて、さらに各プレイヤーは個人ボードと、屋根1個をもってゲームをスタートします。
自分の手番がきたなら、メインボードに積んである牌の一番上の段になっているものの中から必ず1枚とらなければなりません。
その上で3種類のアクションが選べます。
アクションとしては、取った牌と「まったく同じ模様」の牌をすきな段から取る、または屋根駒を1つ取る、または取った牌を廃棄して1得点獲得するの三択です。
なお、牌を取る場合には必ず長い方の辺の少なくともどちらか一方に他の牌がない状態かつ、自分の上に牌が重なっていない事が取る時の条件となります。
さて、牌を取ってきたならそれの廃棄を選択したのでないかぎり自分の個人ボードに配置しなければなりません。
個人ボードはマス目にくぎられていて、そのどのマスに牌を配置しても良いのですが、「同じ色の牌」が縦横で4個以上並ぶと自動的にその牌群は得点化されてしまってすべて裏返さなければなりません。
裏返った牌の上ならば他の牌を重ねて配置する事が出来て、さらに縦横に「同じ色の牌」が4個以上というのは真上から見てで、段差があったとしても関係なく縦横として判定されます。
さて、得点化されて裏がえった時に、屋根駒をその色に応じて1~2個配置して良いのですが、屋根を配置する牌は何段つまれた牌なのかという事でさらに追加得点を得る事が出来ます(ちなみに最上段は3段となります)。
これを各プレイヤーが手番ごとに繰り返してゆき、メインボードの牌が1段目のみとなった場合、選択出来るアクションが1つ増えて、龍トークンを獲得するというものが追加されます。
この龍トークンが一定数(例えば2人プレイだと2個)獲得されるとゲームは終了してしまいます。
ですので、積んだ一段目の牌はほとんど使われる事はないという事になります。
カラフルですし、可愛い印象の強い牌の模様でルールもかなりシンプルですので誰でも気軽にプレイ出来ると言えるのですが、ゲームの内容は正直に言うとパズルゲームかつ運の要素がほとんどありません(笑)。
パズルが好きな方でしたら一日これだけプレイしていも飽きないくらい面白い駆け引きが出来ますので、是非プレイしてみて欲しいお勧めのゲームです。
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