昨今のボードゲームでは駒に対する入れ込み具合もかなりディープになっているものが増えてきているようで、昔であったらキューブやディスク、または人型(有名なのがミープルだと思います)などの木製のものに様々な色がついているといったものか、厚紙などを台座に立てるといったものがほとんどだったと思うのですが、立体的なミニチュアモデルが駒として採用されているものも増えてきて、それを売りにしているディセントや、最近ですとクトゥルフウォーズなどといったタイプではなく、ちょっとした駒として採用されているものも多くなってきたように思います。
そうなるとついついミニチュアゲームのようにペイントする事でより一層素敵なボードゲームのプレイ感を生み出したくなるのが人情というものです。
魔王の森ではミニチュアゲームのウォーハンマーを扱っている為、ミニチュアモデルのペイント講習といったものもさせて頂いています。
普段はウォーハンマーのモデルをペイントするのですが、その手法はそのままボードゲームのミニチュアに採用出来るわけです。
今回の写真についても、そうした経緯でご自分のボードゲームの駒にペイントをしてみたいので、ペイント講習をしてほしいという事で体験もかねて店内でペイントして頂きました。
魔王の森での初心者の方に対するペイント講習は技術面がどうこうではなく、考え方やアプローチの仕方、ペイントという行為そのものとの付き合い方といったものに重点をおいていています。
SNSの発展にも後押しさせた感があるのですが、とにかく「上手く、感心されるような」ペイントがもてはやされますが、本来ペイントというものは楽しんで、世界にたった一つの自分だけのオリジナル作品が出来上がり、それを使ってゲームが出来るという喜びをまずは目指すのが良いと私は思っています。
ボードゲームにせよ、ミニチュアゲームにせよ、それはプレイする為のアイテムですので、飾っておくものではないはずです。
精巧に緻密に、今風に言えばとにかくインスタ映えする事を目指すよりも、そのモデルがボードゲームやミニチュアゲームをプレイする上で、より楽しくプレイする役にたっているかどうかの方が遥かに重大なはずです。
もちろんインスタ映えをひたすら追求するという楽しみも大いに良いのですが、それと同じくらい、プレイを楽しむ為のアイテムとして、楽しくペイントする事も価値があると思います。
そうしたペイントの技術ではなく、楽しんでペイントするだけで、本当に素敵なモデルにちゃんとなってくれるもので、今回のペイント講習をさせて頂いて、初めてペイントしたモデルがこちらです。
本当に素敵なペンギンになっていますし、アイスクールのあの憎めないキャラクターが非常によく出ていると思います。
楽しく、そしてそのモデルがゲームの中で活躍している様子を思い描いてペイントすれば、こんなにも素敵なモデルになってくれるのだと思います。
それにしても、本当に初めてペイントしたとは思えない素晴らしい出来栄えで、本当に初めてですか?と思わず聞いてしまったくらいです。
このペンギン君たちがアイスクールの世界で元気に飛び跳ねてくれるのを想像すると本当にワクワクしてきます!
「魔王の森」は四日市市のアーケード街の三番街にあって、ウォーハンマー40000、エイジ・オブ・シグマーといったミニチュアモデルの販売をしております。
これらについては独自の背景設定をもったSF的な戦闘機械からパワードスーツなどの歩兵部隊、剣と魔法の世界のモンスターやドラゴン達など様々なプラモデル商品となっており、そのすべてに能力値が設定されていて、作り上げたモデルを使用してゲームをプレイする事が出来て、それはまるで映画やアニメのようなビジュアルの戦闘を楽しむ事が出来るのが大きな特徴です。。
ウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのモデルについてはお探しの商品がなかった場合でもお取り寄せさせて頂けますので是非ご相談下さい。
またモデルのペイントについてもシタデルカラーシリーズを多数揃えて販売しておりますので、是非ご利用下さい。
そして、店内ではこうしたモデル達を使用したミニチュアゲームの無料体験プレイも随時受け付けておりますし、普段からプレイ出来るようにプレイングスペース(ジオラマのような戦場になります)をご用意しております。
見学も自由ですし、ゲームのルールなども丁寧にご説明しますのでお気軽に声をかけて下さい。
| 06:38
前の記事
2018年03月01日
次の記事
2018年03月03日
コメント