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テーブルゲームのある風景「炭鉱讃歌カードゲーム」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「炭鉱讃歌カードゲーム」です。 
 プレイヤーは炭鉱の管理役となり、掘り出される石炭を確保して、それを運ぶ貨物車と汽車を調達しつつ売り先をみつけ、注文書に応じて必要な場所に出荷する事を目的とします。
 注文書からの得点だけでなく、純度の高い石炭や行き先企業の株券、さらには目的カードとして用意されているセットコレクションによる得点などもあり、注文書の得点にどういったサイドオプションの得点をからめてゆくかも考えどころとなるのではないかと思います。

 ゲームとしてはプレイヤーは1~5(プレイ人数によって変動します)の数字が描かれた労働者カードを自分用の手札として持ちます。
 1はかなり枚数があり、2は2枚、3、4、5は各1枚となっていて、全プレイヤー内容は同じとなっています。
 そして場にはトロッコカード、貨物カード、列車カード、注文書カード、株券カード、アクションカード、目的カードといった具合で、それぞれのカードの山札を表向きにして並べます。
 さらに、アクションを選択する場所として、貨物車乗せ(0~1、2~3など3枚あるのですが、人数によって配置する枚数は変わります)、優待効果、列車出発などを配置します。
 ゲームは7ターン以内(人数によって変動します)で終了し、プレイヤーは自分の手番がきたら手札の中から労働者カードを欲しいカードの山札、またはしたいアクションの場所に1枚以上配置します。
 配置しない、または出来ない場合はパスをして、そのラウンドではもうプレイする事が出来なくなります。
 労働者カードを何故「1枚以上」といったかというと、プレイする時に何枚同時にだしてもかませないルールがあるからです。
 さらに言えば、山札のカードを獲得する場所、アクション実行をうながす場所や鉱山などカードを配置して、その場所の山札の一番上から1枚を獲得出来るのですが、事前に同じ場所にプレイしてあるカードに+1した値になるように労働者カードをプレイしなければならないのです。
 最初は0からですからまず「1」のカードが置けますが、同じ場所にいずれのかのプレイヤー(「1」を出した本人であっても)が次にその場所のアクションがしたいなら2をプレイしなければならず、これは「2」を1枚だしても「1」のカードを2枚だしてもよいわけです。
 同一ラウンドに同じ場所に行きたいならばどんどん必要とされる労働者カードの数字の値が大きくなっていきますし、プレイヤーが多いと変に「1」のカードを残したり「4」などの本来強いハズのカードを手札に残してしまっていると、結果としてそれをプレイ出来る場所がなく、リソースという観点からは大変な損をしてましっていると見る事が出来ます。
 プレイする内容はシンプルですし、最初にカード種類が多いので、とまどうかもしれませんが、ボードゲームをさほどプレイしていない方でもルールを把握できると思います。
 ただ、誰が何番のカードをプレイしていて、残っているナンバーがいくつで何枚なのかを判断材料に出来るので、互いに牽制しあい、プレイ人数が増えると余計な苦労をひたすらに続けるゲームになりかねません。
 それが楽しいとおっしゃるプレイヤーさんなれば非常に楽しんで頂けるのではないかと思います。
 そうでないボードゲームの初心者の方はまずはプレイの展開の方向などを把握されるようにプレイしてゆくと良いかもしれません。
 ゲームシステムはシンプルでありながら、大いにプレイヤー同士の駆け引きを楽しむ事が出来ますので、是非プレイしてみて欲しいと思います。

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