今日のテーブルゲームのある風景は「マジェスティ」です。
プレイヤーは領主となって自分の領土を様々な人材から力をかりて治めて豊かにしてゆく事を目的としていて、獲得した資金がそのまま勝利点となります。
「宝石の煌き」というボードゲームのデザイナーさんが創り出した今年の新作ボードゲームです。
さて、ゲームとしては1~8までナンバリングされた建物カードを各プレイヤーは自分の前に数字通りに並べます。
そして人員駒を5個もらって手元にストックします。
この駒は最大5個までしか所有する事ができず、それをオーバーして獲得したならば駒を貰うかわりに1金を獲得する形となります。
中央には人物カードで構成された共有の山札が用意されて、そこから6枚のカードが山札から一列にならべられてゲーム開始です。
プレイヤーは自分の手番にきたなら場に並べてある6枚のカードからどれか1枚を選んで獲得し、その人物カードによって指定されている建物の下に並べて配置するとともに、その配置した建物の効果が発動して処理されます。
この時山札から一番遠いカードならそのまま獲得してよいのですが、そこから山札に近づくたびに人員駒を獲得しないで飛ばしたカードの上に1個づつ配置しなければなりません。
いってみればこれが獲得コストのようになるわけです。
以降カードの上に人員駒が配置してあるカードを獲得したプレイヤーはそのカードとともに、配置されていた人員駒も獲得する事が出来ます。
カードが獲得されたならばその空いた空間に対して残りのカードを山札から遠ざかるようにズラして、山札から即カードがめくられて山札の隣に補充されます。
出番で行う事はたったこれだけで、しかも各プレイヤーはこれを12回づつプレイしたらゲームは終了してしまいます。
建物の効果についても8番目の建物の効果はないも同然なので7種類であり、それも資金を獲得する、他のプレイヤーの人物カードを1枚捨て札にする、その行為に対して予防する、捨て札にされたカードをもどしてくるといった形で分かりやすいものばかりです。
ゲームのシステムとしては非常に分かりやすいのですが、なかなかどうして考えどころと駆け引きがあり、短時間で終了出来るゲームでありながら非常に楽しむ事が出来ます。
軽めのゲームでちょっとした30分足らずでプレイ出来るゲームである事を考えるととてもよく出来たゲームではないかと思います。
ボードゲームになれていない方でも楽しめるゲームだと思いますので、是非プレイしてみて下さい。
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