
今日のテーブルゲームのある風景は「マニラ」です。
プレイヤーはマニラの河の河川管理業者となって、荷物を運ぶ事を目的とするのですが、そこには様々な者達の思惑がまじり、運輸の成功を望むもの、失敗を望むもの、さらには河賊となって襲撃するものなどの立場でお金を稼いでゆくものです。
ゲームとしては4つの商品にそれを運ぶ三隻の小舟があり、プレイヤーはまずは河川管理業者となる為にセリを行います。
セリに最後まで残っていた者が自分が最後に宣言した金額を支払い、4つの商品のうちの1つの株券を選んで購入し、船に乗せる3種類の商品を決定します。
なお、株券はゲーム終了時の勝利点に直結するとともに、ゲーム終了の笛を鳴らす基準にもなっています。
その後プレイヤーは河川管理業者の立場にある者からボード上のアクションマスに自分の駒を配置してゆきます。
マスには駒を置くときに必要な金額と、そのアクションが成功した時に得られる金額が書いてある為非常に分かりやすいつくりになっています。
アクションマスの種類は3隻の小舟が無事航路を終えれるかどうか(1隻~3隻まで)、または逆にたどりつけないというマス(これも1隻~3隻)、そして船がゴールギリギリの13番目のマスに止まったならば商品を横取り出来る河賊マス、さらに船を±2、または1出来る案内人マス、そしてお金を支払って配置するのではなく、駒を配置するとお金がもらえるけれど、もしも船がゴール出来なければその分だけお金の支払いが発生するかもしれない保険屋のマスなどがあります。
プレイヤーは自分の手持ちの駒から最初は2つをいずれかのマスを選択して配置してゆきます(もちろん誰かが配置したマスにはもう他の駒は配置出来ません)。
そしてその後3隻の船を示す6面体ダイスをそれぞれ1個づつ振り、その出た目だけ該当する船を前進されます。
前進させたなら手持ちの駒をさらに1個づつ配置し、その後2回目のダイスロール。
そしてもう1個づつ配置したなら最後のダイスロールをして最終的な結果をだします。
どの船が波止場へとたどりつき、たどり着けなかったのかで株券の価値が上がり、さらに当然駒を配置していた場所が正解であったならその報酬金を獲得してゆきます。
とてもシンプルなルールで分かりやすく、ダイスロールの度に追加の駒を配置してゆくので、見通しもかなり良いので、ボードゲームを初めてプレイする方でも理解しやすくゲームをより楽しんで頂けるのではないかと思います。
ダイスの結果に一喜一憂しながら自分が示した条件が満たされるのを他のプレイヤーとワイワイと騒いで楽しめるゲームですので、是非プレイして欲しいと思います。
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