
今日のテーブルゲームのある風景は「電力会社カードゲーム」です。
名前からも分かる通り、すでに「電力会社」というボードゲームがあり、各種拡張セットが出ていて、現在ではリミックス版ともいえる「新電力会社デラックス」が発売され、いずれも日本語版が発売されています。
その「電力会社」の方は発電所を競りおとして自分のものとして、さらにボード上に広がる都市をつなぐ電線をたどる形で各都市に自社の変電所を設置してゆきつつ、さらにかく発電所を稼働させるための燃料を市場から購入してゆくといった競りゲームと陣取りゲームがあわさったような作りになっているのですが、この「電力会社カードゲーム」では競りの部分だけを抜き取ったシンプルなスタイルになっています。
プレイヤーは大きな電力会社の最高責任者となって、自社の発電所を出来るだけ安く落札しながら燃料も集め、より多くの電力を発電させる事を目指します。
ゲームとしては毎ターン4枚の発電所カードの選択肢の中から、前のターンにもっとも電力を生み出したプレイヤーから順番に競りの宣言をしてゆきます。
これはパスも出来るのですが、パスも出来るのですが、そうなると当然その回の競りにはもう参加出来なくなるので、どこまでお金を出すかが迷う部分となります。
一応指針としてより価値の高い4枚の将来競りの対象になる可能性の高いカードがオープンされているのですが、1枚発電所カードが競り落とされるたびに山札から発電所カードを引き、それがその将来の4枚のどれよりも価値が低い場合にはそのまま現在の競り対象カードに追加されてしまって将来の4枚はそのままとなってしまう為、カードのめくり運の要素もそれなりに高くなっています。
そして、その後燃料の購入フェイズに移行して、今度は競りの時とは逆順に市場から燃料を購入してゆきます。
市場の燃料カードの補充はターンの終了時となっていますので、必要が燃料の種類が他のプレイヤーとかぶっている場合はより安くて使い出の良い燃料カードは全て購入されてしまう可能性が高く、カードのめくり運によっては自分の発電所で使用する燃料カードが全部なくなってしまう可能性すらあります。
その為このゲームでは手番順が非常に重要な意味をもっていて、毎ターン手番順はチェックされます。
方法としてはそのターン(以前のターンは関係ありません)に発電した電力が多い順に次のターンの手番順となるのです。
同額であるケースもかなりありますが、その場合は単純に手番順が入れ替わります。
非常にシンプルなルールで、大逆転も出来る軽いゲームですので、是非プレイしてみて下さい
【明日のイベントのご案内】

明日4月9日の日曜日は「魔王の森・ゲームデイ」としてシェトワ白揚文具館二階Aホールでミニチュアゲームとボードゲームのイベントを開催致します。
時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。
「テーブルゲーム倶楽部」とも同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しておりますので自由に遊んで頂けます。
当日は「ヴィティカルチャー」「サイズ(大鎌戦役)」「テラミスティカ」「エイジ・オブ・ワークス」「レイルロードレボリューション」「ムラーノ島」「街コロ」「キングドミノ」「コンプレット」「キルトキャッスル」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。
ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は800ポイントから1500ポイントを中心にプレイされていますし、戦場の推奨サイズが従来よりも小さくなった事からよりエキサイティングかつ手軽に楽しめるようになっております。
テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡頂けますとよりスムースに体験プレイをして頂けますので、どうぞよろしくお願い致します)。
皆様のご来場をこころからお待ちしております。
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