
今日のテーブルゲームのある風景は「タルギ(またはターギ)」です。
2人専用のボードゲームでなかなか渋い砂漠の民の方のイラストが箱絵になっているのですが、目力をかなり感じると思います。
ゲームとしてはプレイヤーは大部族を率いる長となって、自分の部族の利益になるように様々な民や商品、そしてなによりも勝利の証をあつめて、それを相手よりも多く保持する事を競います。
システムとしてはカードを5×5の形で並べて準備するのですが、周囲の16枚のカードをまず規定通りにロの字に配置して、その内側に9枚のカードをランダムに配置する形をとります。
プレイヤーは3つの駒を受け取り、手番プレイヤーから交互に自分の駒を「周囲のカード」の上に配置します。
つまり内側の9枚のカードの上には配置出来ないわけです。
さらに他の駒が配置されているカードに2個目の駒を配置する事が出来ない上にこのゲームの肝として対戦相手の駒の真反対(向かい側のカード)に自分の駒を置くことが出来ないという縛りがあります。
お互いに3個の駒を配置したならば手番プレイヤーから自分が置いた駒からまっすぐ線が内側に引かれていると考えて、その線の交差する場所にあるカードを獲得するという行為をしてゆきます。
つまり写真でいえば手前側左から二番目のカードと、一番左の列の手前から三番目のカードの上に駒を置いてあったとすると、左から二列目の手前から三番目のカードが獲得出来るという意味になるわけです。
駒を外周のカードに配置するので、獲得出来るカードはつねに内側の9枚のカードのいずれかという事になります。
外周のカードには様々な効果があり、商品を獲得したり勝利点を獲得したりそれらを交換したりといった事も出来ます。
さらに盗賊駒が毎ターン時計回りに1カードづつ外周のカードを周回してゆき、角のカードにたどりつく度に「略奪」イベントが発生して両プレイヤーとも指定の商品が取り上げられてしまいます。
そしてその盗賊駒が外周カードを一周したならゲームは終了します。
獲得したカードについては部族カードと商品カードの二種類が存在し、部族カードであった場合には自分の場に3列まで並べてゆきます。
各列は4枚まで並べる事が出来、同じ部族を並べるか、すべて異なる部族をならべるかをすると得点を獲得出来ます。
相手が集めている部族を邪魔しつつ、自分の部族を集めれるように駒のラインが交差するように配置してゆくことがゲームのメイン行動になってゆきます。
手番プレイヤーは毎ターン交代するのですが、とにかく手番プレイヤーの時の方が難しい配置となりやすいので(最後に相手が駒を配置する形になる為)、攻守が目まぐるしく変わるようなイメージでプレイする事が出来ます。
中央のカードは毎ターン補充されるのでそのめくり運はあるのですが、考える部分もなかなか多く、非常に面白いゲームだと思います。
プレイ時間も1時間かからない程度ですので、友人同士などで是非プレイしてみて下さい。
【週末のイベントのご案内】

今週末の4月9日の日曜日は「魔王の森・ゲームデイ」としてシェトワ白揚文具館二階Aホールでミニチュアゲームとボードゲームのイベントを開催致します。
時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。
「テーブルゲーム倶楽部」とも同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しておりますので自由に遊んで頂けます。
当日は「ヴィティカルチャー」「サイズ(大鎌戦役)」「テラミスティカ」「エイジ・オブ・ワークス」「レイルロードレボリューション」「ムラーノ島」「街コロ」「キングドミノ」「コンプレット」「キルトキャッスル」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。
ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は800ポイントから1500ポイントを中心にプレイされていますし、戦場の推奨サイズが従来よりも小さくなった事からよりエキサイティングかつ手軽に楽しめるようになっております。
テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡頂けますとよりスムースに体験プレイをして頂けますので、どうぞよろしくお願い致します)。
皆様のご来場をこころからお待ちしております。
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