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テーブルゲームのある風景「ラミィ17」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ラミィ17」です。
 ラミィといえばカードゲームの定番的なもので、様々なバリエーションがあるのですが、このラミィ17は日本向けにデザイナーさんがリメイクした作品であるというのが非常に特徴的ではないかと思います。
 基本的なルールはラミィそのもので、カードセットはスートのかわりに5色各1~17のカード各一枚で構成されています。
 初期手札10枚が配られたあと、手番プレイヤーは山札か捨て札の一番上からカードを引きます。
 そして、その後非手番プレイヤーが手番プレイヤーの左側から順に捨て札の一番上のカードが欲しければ手に入れます。
 この時だれかがカードを手札にいれたならそれ以降のプレイヤーはこのエキストラドローの権利を失います。
 ようは各手番に一回一人のみが捨て札のトップを入手出来るわけです。
 その後手番プレイヤーは自分の手札からラン(同色で連続した数字を3枚以上)かセット(同じ数字で3枚以上)があればいくつでも自分の場に出します(場にだした組み合わせはメルドと呼ばれます)し、メルドを1つでも自分の場にだしているなら、手札から他のプレイヤーのメルドにカードをつける事(ランの続きやセットと同じ数字など)が出来ます。
 こうして手札をなくしたプレイヤーがいたら1ゲーム終了です。

 さて、「ラミィ17」では上記に加えてなかなか面白いギミックが追加されています。
 まず5色のジョーカーが共有カードとして1枚づつ場に置かれています。
 これは手札から3枚のカードをメルドとして場に出すときにそれに追加しても良く、ランの時に特に有効で例えば「青いカードの3.5.6」と手札にあるならば青色のジョーカーを場からもってきて、4として挟んでランとして場にだしてしまえるわけです。
 そして一度誰かのメルドして使われたジョーカーはその正当なカード(上記の例であるなら青の4)をプレイする事で自分がプレイするメルドに加えてプレイ出来るようになります。
 またもう一つの要素として、ゲーム開始前に12枚ある得点条件カードをランダムに5枚表にして、それによってのみ得点が得られるようになっています。
 得点条件カードには「緑のカードを一番多く場に出す」「一番長く続いているランを出しておく」などといった内容になっていて、誰かの手札が0になりゲームが終わった状態でそれに該当するプレイヤーが全員その得点を獲得します。
 つまり「一番長くつづいているランをだしておく」の場合、4人でプレイしていて誰かが上がった段階で全員が4枚でのランのみを場にだしていて、後はセットばかりだった場合、4人全員が得点出来るわけです。
 ですので、時と場合によって上がったプレイヤーよりも得点を得ているプレイヤーが出る事すらあるわけです。
 こうした特定のファクターをルールに従って奪い合うというシチュエーションや、明確な勝利条件を示すといった要素は確かに日本人に非常に受けが良いように感じますので、「なるほど確かに日本向けだ」と膝をうってしまいました(笑)。

 経緯はどうであれ、プレイしていて確かに盛り上がりますしルールもシンプルですので誰でも楽しめます。
 是非、プレイしてみて欲しいと思います。

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