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テーブルゲームのある風景「ノートルダム」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ノートルダム」です。
 ゲームのテーマとしてはノートルダム大聖堂を中心としたパリの街の各区画をプレイヤーは治める立場となって、ネズミによる疫病のリスクに配慮しつつ、銀行や公園、ゲストハウス、講堂といった建物を建てる(たぶん影響力を増しているのだと思います)といった行為をして、自分の区画の名声を高めていくことを目的とします。
 
 ゲームのシステムとしては各人同一の組合せの9枚のカードを自分の山札として、各ラウンドの開始時に自分の山札(というほど枚数はないわけですが)から3枚のカードを引いて、その中の1枚を手元にのこし、残りを左隣のプレイヤーに渡します。
 こうして渡された2枚の中から1枚を選び、残った1枚を再び左隣のプレイヤーに渡します。
 これによって手元に残ったカードは再び3枚となるのですが、その後アクションフェイズの自分の手番がきたら1枚カードをプレイして効果を発揮させ、2回目に自分の手番が来たら残っている2枚の手札のどちらかの効果を発揮させつつ2枚同時に捨ててしまいます。
 つまり3枚の手札の中から2枚のカードの効果しか使用出来ないわけです。
 その後に毎ラウンド変化する人物カードなる者の効果を使い、疫病に対応してラウンドが終了します。
 そして次のラウンドは再び3枚カードをひくのですが、当然第3ラウンドに3枚引いたら山札はなくなりますので、そのラウンドの終了をもって1ターンが終了したものとして扱い、一度特殊ポイント(ボード中央のノートルダム聖堂の効果で得点が入ります)を清算します。
 この「ターン」を1セットとして3回繰り返せばゲームは終了です。
 逆に言えば自分の山札は9枚であり、3枚引いて1枚だけを選ぶのですから、自分の山札のカードそのものは3枚しか手元に残せないわけです。
 もちろん他のプレイヤーの山札の内容も全員同一なので、同じ効果のカードが回ってくる可能性は高いわけですが、得点を伸ばし、アクションする為のポイントを確保して、人物カードの効果を使う為の金を手に入れて、疫病をケアしてといった行為は誰もが行う必要性にせまられる為に、ベストカードが回ってくるとは限りません。
 さらに言えば変にベストカードがまとめて回ってきてしまった場合は1枚しか手元に残せませんし、手元に残した3枚全てがベストカードだった場合、そのうち2枚しか使用出来ないのですからやっぱり1枚は無駄カードになってしまうという問題を抱えてしまうのです。
 その辺りのバランスやチョイスがこのゲームの肝になっているように感じます。

 文章にすると複雑に聞こえますが、実際には30分程度で終われるゲームで、「うーん上手くいかなかったからもう一回やろう」と気軽に言えるのもこのゲームの魅力だと思います。
 ドラフトシステムと呼ばれるカードをチョイスして隣の人に回していくタイプのゲームをしてみたい方には是非おすすめしたいゲームです。

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