
ボードゲームの中でも立体のコマを使って遊ぶタイプのものは、見た目の臨場感にあふれていて、数字だけ、効率だけのゲームではなく、よりイメージを大切にしてプレイする事がしやすいものだと思います。
そうした中でプレイヤー達が協力してシナリオに挑戦して、そのシナリオをまるで連載漫画やアニメのようにいくつも連続して遊んでいくキャンペーンというシステムを持っているのが「ディセント第二版」です。
ゲームでは物語の主人公となるキャラクター達一人一人を、プレイヤーがそれぞれ担当して、ファイナルファンタジーシリーズやテイルズシリーズのように様々なストーリーが展開しつつ、そのストーリーの結果として戦闘があるといった形をとってプレイされます。
そして、それらテレビゲームのプログラム側を引き受けるのがマスターとなるプレイヤーで、まったく違う立場の参加者同士の対戦ゲームであり、ストーリーテラーゲームでもある訳です。
マスター役プレイヤーはシナリオを事前によく読み、展開されるストーリーを把握して、登場する敵をルールに従って選択します。
そして、用意されているシナリオに従ってマップタイルを組み立ててモンスターを配置するといった作業を引き受けます。
キャラクター役のプレイヤー達は一人で一体のキャラクターを選択して、キャンペーン中ずっとそのキャラクターをプレイしていきます。
シナリオを終えるごとに経験値が入るので、それを消費する形でキャラクターはレベルアップしていき、様々な技や呪文が増え、装備も強化されていきます。
キャンペーンではたとえば5つのシナリオで構成されたキャンペーンであったとするなら、各シナリオ毎にキャラクター側とマスター側の勝利条件があり、どちらかが満たした段階でシナリオは終了するのですが、マスター側が勝利条件を満たしたからといってキャンペーンが終了するのではなく、そのまま次のシナリオへと続いていきます。
ただ、マスター側が勝ちつづけた場合キャンペーンはどんどんバッドエンドへと進んでいってしまい、逆にプレイヤーが勝ちつづけた場合にはキャンペーンがグッドエンドへと進んでいく事になるわけです。
最終的にそのキャンペーンのストーリーがハッピーエンドになるのか、破滅的な終わり方をするのかは、最後まで分からないつくりになっています。
5つのシナリオのキャンペーンで、4つ目のシナリオまでキャラクター側が全て敗北していたとしても、最後のシナリオで逆転勝利が出来なくはないというわけです(非常に劇的な逆転劇となるでしょうが、可能性は限りなく0に近い絶望的な挑戦になるとは思いますが)。
マスターが常に1人必要で、キャラクター側が2~4人までのゲームですので一応「ディセント第二版」としては3~5人でプレイ出来るゲームと言えます。
ただ、写真の時はキャラクター側が5人となっていて、その分だけ敵を強くして調整してプレイしていて、そういった微調整でいくらでも楽しむ事が出来る柔軟性も魅力だと思います。
数字とにらめっこして、最高効率を求めるボードゲームも良いですが、「ディセント第二版」のような想像力の翼を大きく広げて、イメージを共有して物語を楽しむボードゲームも素晴らしい魅力があります。
魔王の森ではキャラクター側のみでも参加できるように、マスター側を店員が担当させて頂けるようになっておりますので、是非お気軽にファンタジー世界を楽しんでみてほしいと思います。
「魔王の森」は四日市市のアーケード街の三番街にあって、ウォーハンマー40000、エイジ・オブ・シグマーといったミニチュアモデルの販売をしております。
これらについては独自の背景設定をもったSF的な戦闘機械からパワードスーツなどの歩兵部隊、剣と魔法の世界のモンスターやドラゴン達など様々なプラモデル商品となっており、そのすべてに能力値が設定されていて、作り上げたモデルを使用してゲームをプレイする事が出来て、それはまるで映画やアニメのようなビジュアルの戦闘を楽しむ事が出来るのが大きな特徴です。。
ウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのモデルについてはお探しの商品がなかった場合でもお取り寄せさせて頂けますので是非ご相談下さい。
またモデルのペイントについてもシタデルカラーシリーズを多数揃えて販売しておりますので、是非ご利用下さい。
そして、店内ではこうしたモデル達を使用したミニチュアゲームの無料体験プレイも随時受け付けておりますし、普段からプレイ出来るようにプレイングスペース(ジオラマのような戦場になります)をご用意しております。
見学も自由ですし、ゲームのルールなども丁寧にご説明しますのでお気軽に声をかけて下さい。
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