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テーブルゲームのある風景「ストーンエイジ」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ストーンエイジ」です。
 ゲームの背景としては、プレイヤーは原始時代の一家族の長となって、狩りをして食事を賄い、農耕を徐々に覚え、様々な資材を集めてきて家を作り、時には石斧などの石器をつくっていきます。
 ゲームの内容としてはプレイヤーは各自自分用のミニボードを配られます。
 そして、そこに自分の原始人の家族駒が置かれ、家をつくったならば家タイルを(これは得点になります)、石器をつくったのなら石器タイル(これはダイスの出目を修正出来るようになります)を配置するもので、それ以外にも木、石、レンガ(粘土?)、金といった資材、そして家族を養う食料と、探検によって得られるカード類などを獲得していきます。
 手番がきたならプレイヤーは上記のいずれかの資材やカードが獲得出来るメインボードの指定の場所に自分の家族駒を配置していきます。
 家タイル、冒険カード、農耕、夫婦の家(家族が増えます(笑))、石器作成については、その指定の場所に家族を1人(夫婦の家だけ当然2人)送れば自動的に所定の効果が得られます。
 しかしながら食料、木、石、レンガ、金の場所については、派遣した家族の人数だけ6面体を振りって出た目を2~6で割った数(切り捨て)だけ入手出来ます(上記の順に割り算が厳しくなるもので、食料なら割る2、金なら割る6となります)。
 食料の場所以外には派遣出来る人数の上限が設定されていて、自分の家族がまだ1人も派遣出来ていないのに、他のプレイヤー達が派遣した人数の合計が規定の人数になってしまったなら、そのターンはその場所には行かれない事となります。
 全プレイヤーが持っている家族駒すべてを派遣したならば、その派遣先に応じて資材を得たり得点を得たりカードを得たりして、自分の家族駒を回収します。
 そしてそのラウンドの終了時に自分の家族の人数分だけ食料を支払って(この時農耕レベル1に付き1食分の食料が自動的に入手出来ます)次のラウンドを再び始めるという流れになります。

 ゲームの終了は冒険カードの山札が尽きた時か、4ヶ所ある家タイルのいずれかの場所のタイルがなくなった時となります。
 冒険カードを引ききるまで長引くようにすると得点はかなりのびますが、早い段階で家タイルの山の1つを集中的に狙ってなくす事で、ゲームを早い展開にしてじっくり高得点をあげようとしているプレイヤーの思惑を外す事も出来るため、ゲームの得点効率はもちろんの事、ペース配分も重要な要素となります。

 非常によくできたゲームなのですが、個人的に特に気に入っているのが、このゲームの背景との整合性を取り方、イメージのしやすさです。
 ゲーム中に実際に原始時代ライフを楽しむようにプレイする事が容易で、自分がプレイしている状況をすごくイメージしやすいのです。
 「そろそろ我が家は農耕に目覚めたよ」
 「大木切り倒して木を一杯手に入れたいな」
 「よぉし、今回は一家総出で食料の為に狩りだ!」
 といった会話を楽しみながらプレイ出来るのです。

 ダイスを振るゲームなので運の要素はそれなりにありますが、それも正直言って誤差の範囲におさめる事が出来るケースが多くて、運要素のみで勝つ事はよっぽとの事だと思います。
 むしろ原始人ライフを楽しみながら思考していくゲームなので是非プレイしてほしい素晴らしいゲームだと思います。

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