

今日のテーブルゲームのある風景は「ラグーナ」です。
ボードゲームなのにリアルタイムアクションゲームとでもいうようなルールを持っているパズルゲームです(笑)。
ルールは非常に簡単で、ボードの端にある小島のいずれかからスタートとなって、自分のいかだタイルを配置します。
いかだタイルには六個の穴があいていて、そこに真珠がわりのガラスの玉(いわゆる色付きのビー球です)を配置することが出来ます。
自分の番がきたらこのいかだを移動させるのですが、真珠が乗っていない穴から岩礁のイラストが見えたら手番終了ですし、矢印が見えたらその方向に移動が強制されます。
移動については旋回は不可で、縦横のみの移動しか出来ません。
さて、この手番についてですが、なんと砂時計で測った30秒がもち時間となり、その間であれば岩礁にぶつからない(つまり穴から見えない)限りがんがんボードを動かして真珠をボード端の小島から確保して中央の火山に投げ込む事が出来ます(笑)。
そして、自分のボードと同色の真珠が全部火山になげこまれた人が勝ちとなるのです。
これだけきくとゲームになるの?と普通は思うのですが、とにかく岩礁が多く矢印に移動を制限されるので、いかだボードはなかなか進むことが出来ません。
自分の手番の開始時にのみいかだボード上の真珠の位置をうごかせるので、これによって穴をふさぎ、岩礁が穴から見えない状態にする事で岩礁はなかった事になるので(見えなければぶつからない岩礁っていったい(笑))、随時真珠の場所をいれかえながら、ルートを頭の中で最短のコースを描いていくパズルゲームになっていきます。
非常に面白いのですが、逆に言うとやりがいがありすぎるような気がして、途中でつかれてしまうくらいゲームが長くなる傾向が強いですし、軽いゲームを好きな人にとっては盛り上がれるほど簡単ではなく、難しいゲームが好きな人にとっては緻密にいくならタイムアタックなんて要素は必要なの?という状態になりやすいので、かなり趣味が分かれる内容だとは思います。
ゲームのアイディアは面白いですし、ボードゲームでタイムアタックというのもなかなか出来ない体験なので、「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」で是非1度プレイしてみて欲しいと思います。
どんな感想になるかはご自分でためしてみるのが一番だと思うタイプのゲームだと思います。
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