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テーブルゲームのある風景「キーフラワー」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「キーフラワー」です。
 ゲームのテーマは開墾で、春からスタートして春夏秋冬四つの季節が移り変わる間に木材を伐採し、鉱山を掘り、馬車を整備して自分の村を大きくしていく事を目的とします。

 ゲームとしては最初に配られるホームの六角タイルをスタートタイルとして、各季節ごとに公開される様々な効果をもった地形タイルを競り落としてスタートタイルにつないで自分の村を大きくしていきます。
 地形タイルには木材を生むものや鉱石を生むもの、さらには人材を増やすものや特殊な効果を生み出すものなど様々な効果がある上に特定の資材を運び込むと進化してより大きな効果を生み出すようになれます。
 ただ、こうした効果を得る為には自分の人材マーカーをその土地に配置する必要があり、さらに人材マーカーは公開されている地形タイルの競りにも使用されるのです。
 ですので新しい地形タイルを競り落とす為と、地形タイルの効果を発動させる為に限られた自分の人材マーカーを上手に割り振る必要が出てきます。
 さらに、人材マーカーには3色存在していて(実際には特殊効果でのみ手に入る4番目の色もあります)、競りであれ、土地効果発動であれ、最初に置かれた人材マーカーと同色しかもうその土地タイルの競りであれ、土地降下発動であれ行う権利がなくなってしまうのです。
 こうなるとどの色の人材マーカーをどれだけ割り振るのかに悩まされる事になってきます。

 そして最後にこのゲームの特色として、土地効果の発動は自分の土地である必要がないのです。
 特殊効果や最終的な得点獲得用の土地タイルは所有者のみしか利用出来ませんが、資材を生み出す行為などは他人の土地でも良い上に、そうすることでその土地タイルを発動させる人材マーカーの色を偏らせるという邪魔効果も期待できてしまうのです。

 季節が変わるごとに人材マーカーは多少補充されますが、決して十分な数とは言いがたいので、どの色の人材マーカーをどの用途にどれだけ配分するのかといった判断が求められるゲームなのです。

 こうした説明を聞くと非常に難しい印象をうけるかもしれませんが、実際にプレイすると思っているよりよっぽどライトな感覚でプレイ出来てしまうのが「キーフラワー」の魅力ではないかと思います。
 緻密なバランスで作成されているゲームというよりも、かなり大雑把なバランスなゲームを参加者全員の完成で収束させていく感じが強く、プレイするメンバーによって大幅にプレイ感が異なるという魅力もあるように思います。
 是非何回かプレイ、それも違うメンバーとプレイしてみて欲しい、個人的なお勧めゲームです。

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