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テーブルゲームのある風景「脳トレゾンビ」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「脳トレゾンビ」です。
 きびしい勝ち負けを決めるタイプのゲームではなく、プレイヤーが楽しく笑ってプレイ出来る事を目的とするいわゆるパーティゲームと言われるタイプのゲームである事は、そのタイトルやコミカルなパッケージイラストから容易に把握出来るのですが、プレイするとある意味それ以上のぶっとんだゲームでした(笑)。
 ゲームは「セリ」と「アクション」の二つのプレイを順番にこなしていく感じなのですが、競りといっても上乗せが出来る訳ではなく、アクションの時にプレイ出来るカードが二種類あって、競りで勝ったプレイヤーしかプレイ出来ないタイプのカードがあると思えば良いと思います。
 ですので、競りの部分も手札から「競りカード」を一枚づつ全プレイヤーがプレイして、その中で一番高い数字のカードをプレイしたならスタートプレイヤーの権利と競りで勝ったプレイヤーのみがプレイ出来るアクションカードがプレイ出来る権利を手に入れるだけですので、競りで勝ってもゲームにはあっさり負ける事態はそれほど珍しくありません。
 アクションは手札から1~2枚のカードをプレイするのですが、その内容がゲームバランスをきっちりさせるものではなく、奇妙な展開にする為のものであるケースが多くて、まじめに戦略をたててもほとんど意味がないケースが多いです。
 手札を0にしたプレイヤーが勝つのですが、自分がカードを引くだけという効果のカードがいくつもあり、さらに他のプレイヤーの手番をとばしたり、手札を入れ替えたり、他のプレイヤーから手札をもらってきたりといった内容のカードがてんこ盛りで、誰がどの瞬間に勝つのか判断不能であったり、ひたすら延々とプレイが間延びしたりします(笑)。
 ゲームとは馬鹿になって笑って楽しんでこそだという方にはお勧めで、所謂ばか騒ぎする為のツールといったタイプのゲームです。
 逆にいえば、ゲームとはきわめて緻密なシステムで構築され、他のプレイヤーとしのぎを削って、またはこれぞを思える勝利の方程式を読み解く為にプレイするもので、その過程こそが満足感をあたえるし達成感があるのだという方だと、途中で不機嫌になってしまうかもしれません(笑)。
 個人的には楽しい時間をすごせる事が出来れば、それは素晴らしいゲームだと思うので、この「脳トレゾンビ」は結構面白いゲームだと思います。
 ただ、状況によってはだらだらと終わらなくなってしまうので、それが辛い瞬間があるかもしれません(笑)。

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