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テーブルゲームのある風景「キュービスト」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「キュービスト(CUBIST)」です。
 プレイヤーは芸術家となって、美術館から依頼された彫刻と自分の作品である彫刻を作成していき、完成する度に得点がえられて、特定の点数になったら勝利するタイプのゲームです。
 
 このゲームの面白い所は全員の共通カードとしての「お題カード」が3枚オープンとなり、プレイヤーはダイスをふって、それを並べたり重ねたりして「お題カード」の通りの形を作っていく所です。
 当然ダイスを並べるのにはルールがあって、隣り合ったダイス同士はその出目の差が1だけ大きいか小さいかでなくてはならず、重ねる場合は同じ出目でなければならないのです。
 つまり、3の出目の横に配置出来るのは2か4であり、6の出目の横に配置出来るのは5のみとなりますし、3の出目の上に重ねて積めるのは3の出目のダイスとなるというわけです。
 「お題カード」の内容はだいたいダイス5個くらいを使って出来るものなのですが、上記のルールに阻まれてなかなか思うようにいきません。
 その上一回の手番で振れるダイスの数は2個までて、一応2個までストック出来るのですが、そうそう都合よくダイスの出目が揃うわけはありません。
 そこで活躍するのが助手カードで、実在した芸術家さんの名前が使用されたカードになっていて、ゾロ目を支払う事で獲得出来ます。
 助手カードにはいくつもの種類があり、ダイスの出目をプラスマイナス1、または2したり、好きな出目に変えたり、他のプレイヤーの出目をコピーしたりと様々です。
 
 一見ダイスの出目ゲームになると思うかもしれませんが、実際には対戦相手が目指している「お題カード」はちょっと気がきけば気付くものなので、あえて争わずに他の「お題カード」を目指したり、助手カードがあまっていればあえて争いにいって先に完成させてしまう(その場合「お題カード」は完成させた人のものとなるため。作成途中のプレイヤーはひどいマイナスとなります)といったプレイは日常茶飯事です。
 厳しい芸術家の道を体験出来るかもしれない、なかなか面白いゲームだと思います。
 3人から4人くらいが一番楽しいように思います。

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