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今日のテーブルゲーム「サンダーストーン」と週末の「魔王の森・ゲームデイ」

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 今日のテーブルゲームは近年生まれた形態のデッキ構築型と呼ばれるタイプのゲーム「サンダーストーン」です。
 デッキ構築型というのは、参加するプレイヤーはそれぞれ初期の山札を渡され、場に並んでいるカード群(多くの場合セットの中からランダムに選択されます)の中から自分のターンになる度にカードを取得(大抵の場合1枚で、獲得条件が手札によって決められます)してゆきます。
 どのカードを取得するかによって戦略がわかれ、自分の選択によって自分の山札が作られていくためデッキ構築型と呼ばれる訳です。
 ある程度のターンや決められた条件が満たされた時にゲームが終了し、取得した全カードの勝利点の合計であったり、または取得したカードによってつくられた山札によって対戦相手を直接攻撃して脱落させる、または山札の中の特定の条件が満たされているかなどを競う対戦ゲームが「デッキ構築型」といわれるゲームのイメージとなります。

 このサンダーストーンも上記のような形で自分の山札(デッキ)を各参加者が作り出していくのですが、洞窟設定の山札が用意されていて、そこから出撃してくるモンスターを誰がより多く倒せるかで勝敗が決められます。
 これはこれで面白いのですが、サンダーストーンでは参加プレイヤー全員が仲間という設定になり、洞窟から這い出てくる怪物達から村や町を守るという協力プレイが出来てしまうのです。
 これはかなり珍しいパターンなのではないかと思います。

 対戦プレイの場合は如何に自分だけが有利になるか、または他のプレイヤーの失敗を誘発させて蹴落とすかという部分を考えて、最効率を考えていればいいわけですが、協力プレイとなると、最効率を考える事は当然として、いかに仲間の良い部分を引き出す事が出来るか、自分と相手の相乗効果はいかにしたら計れるのかといった、参加プレイヤー同士をポジティブな関係で結ぶ必要が出てくるのが魅力です。
 プレイスタイルは人それぞれですので、その人なりのプレイスタイルで勝利を目指しつつ、独善的であったり不必要な自己強化、または逃げのプレイなどは勝利を遠ざける為、自然とディスカッションが求められ、自分がどのようなスタイルでプレイするつもりなのかを説明する必要があるわけです。
 これは対戦プレイなどとは比べ物にならないくらい難しいですが、それだけ成功した時の達成感と高揚感は素晴らしいものがあります。
 しかもサンダーストーンでの協力プレイで敵の洞窟デッキに勝つのは非常に難易度が高く、挑戦しがいがあり、勝利した時は拍手喝采が贈られるほどです。

 現在「魔王の森・テーブルゲーム倶楽部」ではほとんど毎日のように熱心にプレイされているのですが、勝率はお世辞にも良いとは言えません。
 通算成績では圧倒的に負け越していると言って良いと思います(笑)。
 しかし、ゲームそのものが面白く、仲間同士協力してモンスターを狩り、村や町を守る為の戦術を組み上げ、仲間の意見からさらに戦略を洗礼されたものに仕上げていくのは、自分だけの考えでプレイしているだけの状態では感じる事の出来ない、非常に立体的な思考を楽しむ事が出来る為、ワイワイとにぎやかに楽しんで頂いております。

 挑戦してみたいと思われる方は是非ご来店時にお申し付け下さい。
 そして見事勝利した時には素晴らしい記録として残せると思います。

 さて、今週末の日曜日5月10日は「魔王の森・ゲームデイ」です。
 魔王の森より歩いて7~8分の場所にあるJR四日市駅そばの「本町プラザ」にて、13時から20時半までの時間でミニチュアゲームウォーハンマーのフリープレイスペースをご用意すると共に、「テーブルゲーム倶楽部」も共同開催する為、ボードゲーム、カードゲームなどのプレイスペースもご用意します。
 参加費は500円となり、途中出入りは自由です。
 「テーブルゲーム倶楽部」からは「王への請願」「サンダーストーン」「インフェルノ」「キング・オブ・ニューヨーク」「マスカレード」「クォーリアーズ」などを持っていく予定ですが、何かプレイしてみたいご要望があればご連絡下さい、会場にご用意します。
 皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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