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テーブルゲームのある風景「GAUNER(ならず者の脱獄)」と明日のイベントのご案内

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 今日のテーブルゲームのある風景は「GAUNER(ならず者の脱獄)」です。
 プレイヤーはギャングの協力者となって、刑務所に収容されているギャングの脱獄を手引きして、無事逃がすことをテーマとしているカードゲームです。
 脱獄させる対象は7人。
 カードの絵柄によって7人のなかなか特徴的な人相が分かります(笑)。
 それぞれのカードには数字がかいてあるのですが、それはその種類のカードが何枚あるかを示しているだけで、ゲームのルールとしては同じ絵柄のカードを何枚自分の場に出す事が出来るかといった部分を競うものになってます。

 まずすべてのカードをよくきって山札にして、横に10枚を3列ならべて場をつくります。
 カードを場に30枚も並べるゲームって七並べ以外ではなかなかないような気がして、ちょっと新鮮かもしれません(笑)。
 そして、各プレイヤーにしょてい の枚数のカードが配られてそれを手札としてゲーム開始です。
 プレイヤーは自分の手番がまわってきたなら、場にならんでいる3列のカードの両端、つまり都合6か所のいずれかを選びそのカードを獲得して手札にいれます。
 そして、獲得したカードの真横(上下のカードは関係ないです)を取り除き、別の場を脱獄ゾーンとしてつくってならべておきます。
 この時、獲得する時も別の場に移動する時も同じ色であればすべてひと塊として処理します。
 つまり、ある列の左から黄色・黄色・青・青・青・緑と並んでいて、そこを選んだなら、黄色のカード2枚が手札に入り、脱獄ゾーンには青が3枚配置される事になります。
 その後、手番プレイヤーは手札から1色を好きな枚数自分の前にプレイする事が出来ます。
 ただしこの時、プレイしようとしている色を他のプレイヤーがすでにプレイしているなら、その枚数より多い枚数を場に出せないとプレイ出来ず、プレイ出来た場合にはすでにプレイしていたプレイヤーの同じ色は捨て札となってしまいます。
 つまりAさんが赤を手札からプレイした時に、Bさんがすでに2枚プレイしていた場合、Aさんは赤を最低でも3枚もっていて場に出せないとプレイ出来ず、もしもかりに3枚だしたならAさんの2枚の赤のカードはすてられてしまうという事です。
 最後に、その手番で獲得したカードの場所に山札から1枚をめくって並べて手番が終わります。
 これをくりかえしていって、脱獄ゾーンに6種類のカードが2枚以上並んでいる、または2種類のカードが6枚以上ならんでいる状態になったのなら一度ゲームを中断して精算に入ります。
 各プレイヤーの前にはプレイしたカードが並んでいるわけですが、自分の前に何枚ならんでいるかは関係なく、場に出していればその色カードすべてを脱獄ゾーンから獲得して(同色を複数のプレイヤーが獲得する事はルール上ありえません)自分の場にあったカードそのものは捨て札とします。
 こうして獲得したカードの「種類×獲得カード枚数」がそのプレイヤーの点数となります。 
 なかなかよく出来たゲームで、点数を獲得する為には脱獄ゾーンにある程度の枚数がある色のカードを手札に集めて場に出す必要があるのですが、同一手番で同色を獲得しつつ脱獄ゾーンに送る事は絶対にできないため、そこで駆け引きが生まれますし、脱獄ゾーンで精算規定枚数がたまったなら即精算して点数計算ですので、場のカードの並び順をチェックして、自分に一番都合の良いタイミングで精算に入れるようにしたくもなってきます。
 まごまごしていると、他のプレイヤーが自分の場にだしている色のカードの枚数以上のカードをプレイして、自分は得点獲得の権利をうしなってしまうかもしれないのです。

 もっと評価されて楽しまれても良いゲームだと思うのですが、悲しいかなカードの絵が渋すぎるというか、本当に地味なんです・・・。
 もっと綺麗な、または見栄えのするようなイラストだったなら、人気も出たのではと思うと不憫でなりません(笑)。
 魔王の森には用意しておりますので、是非一度プレイしてみて下さい。
 なかなかどうして熱い駆け引きを楽しんで頂けると思います。

【今週末14日のイベントのご案内】
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 今週末の2月14日の日曜日は「魔王の森・ゲームデイ」を開催致します。
 場所は四日市市のシェトワ白揚文具館二階Aホールでいつも同様ミニチュアゲームとボードゲームの合同イベントです。
 時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
 会場費として800円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。

「テーブルゲーム倶楽部」と同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しており、自由に遊んで頂けます。
 当日は「サガリ」「イーオンズエンド」「ディープブルー」「ウィングスパン」「倉庫の街」「サガリ」「ラマ」「マシュマロテスト」「テキサスショーダウン」「シカゴポーカー」「ガンジスの藩王」「私の村の人生」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
 また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。

 ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は短時間で1プレイが遊べるクルセイドルールを楽しんで頂けますし、エイジ・オプ・シグマーはやはり短時間で遊ぶウォークライが魔王の森で楽しまれています。
 特に「ウォークライ」という小規模戦闘をテーマにした基本ルールの発売によって非常に面白いゲームをさらに手軽にプレイ出来るようになりました。
 イベントではアーミーの組み方やルールの注意点などの質問も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお声掛けして下さい。
 また、事前にご予約を頂ければミニチュアのペイントコーナーなどもご用意しますのでお気軽にお申し付け下さい。
 もちろん、テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(体験プレイについては事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡下さい、当日ですとお受け出来ない事があります)。

 皆様のご来場をこころからお待ちしております。

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