今日のテーブルゲームのある風景は「K2」です。
プレイヤーは世界二位の高さをほこる山に登頂する事を目指す登山家となって、困難を乗り越えて山頂をめざします。
このボードゲームのデザイナー本人が登山家でもあるとの事で、山へのアタックの雰囲気を非常によく表現していてくれて、とてもイメージしやすく、それは同時にプレイのしやすさにも直結していると思います。
ゲームとしてはメインボードが両面仕様になっていて、夏シーンと冬シーンを選ぶ事が出来ます。
余談ですが、K2は冬の登頂ははたされた事が一度もなく、夏での登頂でさえ死亡率が約20%といわれるほど過酷だそうです。
そして、今年の1月についに冬に登頂成功というニュースがとびかっていたので、それを記念し、思いをはせてこのゲームをプレイしてみるのも良いのではないでしょうか。
そして、天候ボード6枚をよくまぜて山札にして、一枚をめくって山札の隣において、さらに山札の一番上も表にします。
天候ボードのには3つの天気とそれによるゲームに対する修正があり、各天気の上にマスがあって、天気マーク1つで1ラウンドとなります。
プレイヤーは自分の色を決めたならその色の登山家駒を2種類2個づつ計4個うけとります。
さらにその2種類の登山家駒の体力ゲージともいうべき個人ボードを受け取って、ディスクで残りの体力をカウントします。
そして、18枚の専用カードを受け取ってよくまぜてから自分用の山札にして、そこから6枚引いて準備完了です。
まずは全員同時に手札の6枚から3枚を選んで伏せます。
全員が伏せたならば同時に公開して、3枚の移動力の合計が最も高いプレイヤーがペナルティを受ける可能性があります。
その後はスタートプレイヤーから順番に今回公開したカードの効果を適用していきます。
各プレイヤーに最初に配られたカードの内容は完全に同じもので、移動力カードと休息カードの2種類があります。
移動力カードはその名の通り、数字分だけ登山マスを前進する事が出来ます。
この時自分の登山チームは二人で構成されているので、各カード毎にどちらのコマに適用するのか選ぶことが出来ます。
回復にいついては手元の個人ボードの体力ゲージを数字分だけ上昇させる事が出来ます。
登頂を目指してより標高の高いマスに到達すればそれだけ得点が獲得出来るゲームなのですが、ゲームのキーとなるのは休息カードと言えると思います。
体力ゲージがある事ですぐにピンとくるでしょうが、K2の過酷な環境を表現すべく標高が高いマスにいくほど容赦なく登山家コマの体力を削っていくシステムになってます。
具体的には登山マスには赤丸の数字がある場所があり、そこで移動を終えたコマはその数字だけ体力ポイントが低下するのです。
もちろん「0」になれば脱落で、どれだけ高く登っていても、その点数はノーカウントとなってしまうのです。
とはいえ、ボードの登山ますにはせいぜい1か2しか赤丸の数字はありません。
ですので楽勝におもえるのですが、天候によってこれらは上昇するのです。
天気予報として先の天気は常に確認出来ます。
それとマス目のペナルティを考えて上手く登頂ルートの選択と日数の調整をする必要があるのです。
ここでさらなる問題があり、登山マスに停止出来る登山家コマの数に制限があり、それは上へと登るほど少なくなるのです。
他の登山家チームの行動を予測してかわし、自分達はより高いマスに前進するけれども、体調には十分注意しなければならないというゲームになるのです。
非常に分かりやすくプレイもしやすいゲームでオススメです。
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