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テーブルゲームのある風景「トバゴ」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「トバゴ」です。
 プレイヤーは探検家となって、神秘の島トバゴをめぐって財宝の発掘を目指します。
 このトバゴ島、実在する島で、カリブ海にある本当に神秘的な島です。
 ゲームの中でモアイ像がでてくるのですが、実際のトバゴ島にも石像があるそうですし、火山島でみどり豊かなで極楽鳥も繁殖しているというなかなかファンタジックな島です。
 プレイヤーはそんな神秘の島トバゴで宝の地図をたよりに秘宝をみつけにあちこち動き回るのですが、地図は不完全で、いくつものヒント(カード)がプレイされて複合的になって初めて宝が見つかるのです。
 具体的にはプレイするカードには山の隣にない、とかヤシの木の2マス以内にあるなどといったように徐々に宝の場所を絞り込めるようになっていて、それぞれのプレイヤーがカードを出していってしぼりこんで、その場所が1マスしかないとなったならそこが宝のありかとなるわけです。
 あとは自分の駒であるオフロードジープで現場に急行して、だれよりもはやく宝のあるマスにたどりつけばお宝を獲得できるというわけです。

 ゲームとしては分割されているメインボードを組み立ててゲームボードとします。
 このボードが両面仕様となっているため、裏表を組み合わせると様々な地形を楽しめるつくりになっています。
 そして、ゲームとしては最大の山地、最大の湖などというように、山、平地、森、河、湖などがあるのですが、作成されたボード内の各地形は複数の場所に点在しているのですが、必ず最大の場所が出来るようにボードがつくってあるのが素晴らしいと思いました。
 ゲームボードが出来たらそこにヤシの木、小屋、モアイ像などのアイテムをランダムに配置して、さらに4色のキューブをそれぞれ4か所にまとめておきます。
 ゲーム中は各キューブの下にカードが並んでゆく事になるのでそのスペースを用意します。
 各プレイヤーには宝を示す条件カードを規定枚数配って手札としてもらいます。
 最後にプレイヤーが選んだ色の木製のオフロードジープを好きな場所、そう島内のどのマスでもよいのですが、完全に好きな場所からスタートできます。
 これもなかなかないルールだと思います。
 ゲームが始まったなら、自分の手番がまわってきたら選択肢は2つです。
 手札のカードをいずれかの色のキューブのまとまりの下に並べるように配置して、宝の場所を探索するか、自分のジープ駒を移動させるかです。
 各色のキューブの下にカードがプレイされれば宝の場所が徐々に絞られていくのですが、現在候補となっているマス目すべてにキューブを配置するのです。
 こうする事でいちいちカードを確認しなくてもパットみるだけで宝のあるマスの候補が確認できるようになっていますし、プレイもしやすくなっています。
 そして、手札からカードをプレイする時にはいずれかの色の列の最後尾にプレイして、必ずゲームからその列の色のキューブを一個以上取り除けるようなカードでなくてはならず、かつ今までの条件を否定しないカードをプレイして、そのカードの上に自分の色のチップを配置しておきます。
 プレイしたならば実際にキューブを新しく追加されルールにしたがって盤面から取り除いいきます。
 こうして残り1個のキューブになるまで繰り返してゆくわけです(ちなみにキューブが0個になってしまうような置き方もできません)。
 もうひとつのジープ駒の移動は、基本的に2つの地形までをかなり自由にジープを移動させる事が出来ます。
 宝の場所がみつかっても(つまりキューブが残り1個になっても)その場所に自分のジープ駒を移動させる事が出来なければ宝を獲得する事は出来ません。
 この二つの選択肢のうち自分の手番で出来るのはどちらかしか出来ないので、宝の場所を発見しても他のプレイヤーの方が先に現着する可能性がかなり高いわけです。
 それだとだれも宝の地図を出さないのではないかとなるのですが、本当にうまくつくってあります。
 宝をみつけて誰かが現着したならば宝が見つかるのですが、その宝カードは宝の地図カードの枚数+2枚用意されて、宝の地図カードをプレイした枚数だけそのカードの中から宝カードを獲得出来るのです。
 つまり、自分が発見者にならなくても、宝の地図カードを多数だしていれば、それだけ財宝は入手しやすくなるわけです。
 これは本当にうまいシステムだと思いました。
 こうして財宝を獲得してゆき、財宝カードの山がつきたならゲーム終了となって、一番財宝を獲得していたプレイヤーの勝利となります。
 目標を絞り込んでいくのはちょっと考え方のコツが入りますが、そこはこのゲームでは大事な要素ではなく、宝の位置に到着する事と、宝の地図カードをあちこちに出しておくことが大事になっています。
 ですので見た目に反してボードゲーム初心者でも充分楽しめますし、勝利の可能性も十分あると思います。
 実はかなり昔のゲームなのですが、是非プレイしてほしいおすすめのゲームです。

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