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テーブルゲームのある風景「サンダーバード・ボードゲーム」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「サンダーバード・ボードゲーム」です。
 人形劇を元に特撮で作成されたテレビ番組をボードゲームにしているもので、プレイヤーは国際救助隊のメンバーのいずれかになって、様々に発生する災害に対処しつつ、大きな危機も同時に解決してゆき、その特務をすべて解決する事でゲームはクリアされる協力型ゲームです。
 プレイヤーは全員仲間となり、ボードゲームが提示する困難に立ち向かう形となります。
 ミッションをすべてクリアできれば全員の勝利となりますし、クリア出来なければ全員の失敗となります。
 サンダーバードという作品を知らなくても十分楽しめる内容になっていつつ、知っていると作品をしっかりリスペクトしていて思わずにやりとなってしまう部分があるという絶妙なつくりになっています。

 ゲームとしてはプレイヤーの負担はかなり軽くて、ルールもシンプルにまとめられています。
 ゲームの準備に少し手間がかかりますが、それも一回セッティングすればとくに問題にならない程度です。
 準備としてはゲームボードを広げて、ボード上部にミッションカードを所定の組み合わせでならべます。
 これによって難易度を調整したりも出来るようになっています。
 そして、ボード下部にはアクシデントカードを山札にして準備するとともに、ボーナスカードの山札も準備します。
 そして、サンダーバードの作品に出てきた救助メカの形をしたミニチュアと、それに登場している各キャラクターの駒をすべて配置します。
 プレイヤーがキャラクターを選択するのですが、この時プレイヤーが選択しなかったキャラクターについても駒とメカを所定の位置に配置しておきます。
 ゲームが開始されて手番がきたなら、移動、救助活動、補給などのアクションを行います。
 移動については自分のキャラクターの駒が乗っているメカをボードに描かれている世界地図ののマス目毎に動かすことが出来るのですが、この時メカの乗り換えや、他のキャラクターを自分のメカに乗せたりすることもできます。
 また、一部のメカは他のメカを乗せて輸送する事もできます。
 これらの輸送やキャラクターの相乗りは救助活動に大きく意味をもちます。
 救助活動ではボード下部の災害カードを確認して、その災害が起きている場所に移動し、そこで災害カードに記載されている目標値以上をサイコロを振って出すことが出来れば成功となります。
 失敗しても多くの場合ペナルティはないのですが、手番が無駄になってしまうため、出来る限り成功率をあげたいのですが、ここでメカの乗り換えやキャラクターの同乗が大きく意味をもってきます。
 各災害カードにはそれぞれ、判定にプラスボーナスを与えてくれるメカやキャラクターなどが記載されていて、それらのボーナスをサイコロをふった結果に加える事が出来ます。
 この辺りはサンダーバードが様々な登場人物が自分に出来るスキルを駆使して互いに補って事件を解決してゆくようすがよく表現されています。
 ボーナスカードの獲得については手番を消費する事で行う事が出来るのですが、時間制限を悪化させる場合もある為、出来れば多様したくないアクションとなっています。
 それらのアクションをしつつ、ボード上部にあるミッションカードの解決をしてゆかなければなりません。
 多くの場合特定のボーナスチップを支払う事によって解決出来るのですが、そのボーナスチップはたいてい事件を解決しなければ入手できないので、基本的にこのゲームはやはり災害救助をしてゆくことが最大の目的といえるわけです。
 災害カードの効果によって時間カウンターが進んでゆき、それが未解決のミッションを追い越してしまったり、さらには災害カードはめくられるたびに右にずれてゆくのですが、いずれかの災害カードがゲームボードの右端にいってしまうとプレイヤー達の敗北となってしまいます。
 キャラクターをどの災害にどの順番でむかわせて、その時に効率よく他のキャラクターやメカを利用できるようにかんがえつつも、最後はサイコロによる判定になるので、やはりサイコロを振る手に力はこもります。
 協力ゲームとしての難易度はなかなかのものですし、とてもよくまとまったシンプルなシステムですので、是非チャレンジしてみてほしいゲームとなってます。

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