今日のテーブルゲームのある風景は「ファンタジーレルムズ」です。
プレイヤーは世界の統治者、オーバーロード的な立ち位置から自分の領地である世界をより高次に支配する事を目的に様々な魔法生物や動物、軍隊、さらには地形さえもコントロールしてゆきます。
とはいってもゲームとしてはシンプルなカードゲームです。
プレイヤーには最初に7枚の手札が配られて、自分の手番がまわってきたなら、共通の山札の一番上のカード、または並べられている捨て札の中の好きなカードをひいてきて手札にいれた後に手札の中から好きなカードを捨て札にします。
これを順番に繰り返してゆき、捨て札置き場にカードが10枚並べられたらゲーム終了となります。
カードを引くときに山札か捨て札群かを選べるので言い換えれば全プレイヤー合計して山札から10枚のカードが引かれたならばゲーム終了となるわけです。
カードはすべてオンリーワンで、土地や魔術師、指導者、動物などの属性が10種類ほどあって、各属性ごとに5枚のカードがあります。
カードには基礎得点と、特定の属性、またはカードそのものを他に用意する事によってボーナス得点を獲得できるものや、逆に特定の属性やカードをもっているとマイナス得点を得なければならなくなります。
カードの効果はすべてちがうので、さまざまなカードに対して一喜一憂しながら楽しんでプレイする事が出来ますし、捨札置き場から他のプレイヤーがカードを獲得した場合、そのカードの要素を妨害するといった作戦も考える事が出来ますので、ゲームの駆け引きも楽しめます。
捨札置き場にカードが10枚になった瞬間ゲーム終了となり、その時の手札を1枚づつチェックして、得点を計算します。
引き運の要素もかなり高いのでそうした部分を楽しめる方向けのパーティゲームで、どうしても必要な属性ひ引けるかどうかの引き運の要素は小さくないですし、自分の前手番のプレイヤーが何をすてるかによってもかなり得点が変わります。
とはいえ、ゲームとしてはかなり良くできていて、シンプルなルールに短時間で終了するゲームでありながら考え所ももあるので、ボードゲーム初心者にはかなりわかりやすいゲームだと思います。
是非一度プレイしてみて下さい。
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