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テーブルゲームのある風景「ファイナルアワー」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ファイナルアワー」です。
 クトゥルフ神話をテーマにした協力ゲームで、プレイヤーは全員共通の目標をもった名前で、目的をクリアして全員勝利するか、出来ずに全員敗北するかというスタイルのゲームなので、誰かだけが勝ったり負けたりするタイプのゲームではありません。
 プレイヤーは探索者の一人となって、怪物であふれかえり、まさに破滅の一歩手前にある大学構内を駆けずり回り、邪神召喚儀式の最後の瞬間に一発逆転を狙いにいくというテーマで、まさに映画でいえばラスト15分くらいのクライマックスのみを体験できるゲームになっています。

 システムとしては、各プレイヤーは担当する探索者ごとに用意されているカードセットを受け取り、よく切って山札とします。
 そのあと手番順となる数字カードを4枚づつ各プレイヤーに配ります。
 この手番順カードは同じ数字はなく、数字の他に邪神マークが描いてあるカードもあります。
 プレイヤーは自分の手番が来たなら自分の山札からカードを引いて自分だけがみて、それを伏せてセットし、そこに手番順カードを数字を公開して重ねてセットします。
 これを各プレイヤーが時計周りに1枚づつ行ってゆくのですが、参加プレイヤーの人数にかかわらず、全員で4枚カードをセットしたなら、手番順カードの数字の小さい順にセットしたカードを表にしていきます。
 カードは上下に二分割されていて、上の効果と下の効果がちがっており、カードによってはプレイヤーに著しく不利になってしまうものもあります。
 基本的に下の効果はプレイヤーに不利になるものがおおいのですが、手番順カードによってプレイする順番がきめられるのですが、先に公開する2枚は上の効果、後から公開するのこった2枚は下の効果を「適用しなければなりません」。
 カードは伏せてプレイされて、内容を伝えることはルール上禁止されているので、手番順カードの数字をヒントに、どうしても上をプレイしたいのか下の効果でも大丈夫なのかを仲間同士読みあって、致命的な効果をさけるようにプレイしてゆくのがこのゲームの醍醐味といえると思います。
 4枚のカードをプレイしたなら、次は邪神側のターンです。
 プレイされていた4枚の手番順カードの邪神マークの合計数によって、さまざまな行動が決定されるので、それにしたがってプレイヤー、または大学構内に破滅をもたらしていきます。
 こうして大学構内の守るべき拠点がつぶされてしまう、またはプレイヤーのうち誰かの体力がつきてしまうと全員敗北なので、そうなる前にゲームボードに描かれた大学構内の様々なエリアを移動して、隠された邪神召喚儀式のマークを推理して正解をみつけだすことでプレイヤーが勝利します。
 ルールはそれほど多くなく、1時間くらいのプレイ時間でありながら、かなり緊迫したプレイを楽しめるとても良い協力ゲームだと思います。
 是非、一度プレイしてみてほしいゲームです。

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