今日のテーブルゲームのある風景は「ディシュタウファ」です。
このゲームではプレイヤーは６ヶ国の領地を視察する王に従って、各地に自分の貴族をおくってその権勢を競うことになります。
ゲームとしては組み合わせ式のボードになっている６ヶ国を円形に（正確には６角形ですが）並べてメインボードとし、人員補充アクション用の補助ボードを横に置きます。
そして、６ヶ国それぞれにある正方形の各マスの下と、補充アクション用のボードの各項目の下に宝箱タイルをランダムに配置して表にします。
各プレイヤーは自分の色の駒を全て手元に置き、女性の横顔のような形の駒をメインボード中央の手番順ボードに所定の順番で配置し、残っている駒のうち大きい駒２個、小さい駒４個を手元に置いて（のこりの駒たちはどこかにまとめておき、あとで補充アクションの時に獲得出来ます）準備します。
さらにこのゲームではシナリオとも言うべきものを用意して、５ラウンドでゲームが終了するのですが、その間各ラウンドの終了時に得点計算をします。
その得点計算を行う場所は６ヶ国のどの国で行うかをミニタイルをランダムに引いてならべて、事前にすべてオープンとなります。
つまりこのゲームではどのラウンドでどこの国で競り勝てば点数をもらえるかは全部わかった上でゲームを進める事になるわけです。
各ラウンドの点数計算ですが、指定された国の正方形のマスに各プレイヤーは自分の駒を配置できるのですが、各マスにはたった１つしか駒は配置出来ません。
そして正方形のマスは参加プレイヤーが全員十分な駒を配置出来る数があるわけもなく、早い者勝ちとなります。
この辺り椅子取りゲームのようなものをイメージすると理解しやすいかもしれません。
指定された国でもっとも駒を配置しているプレイヤーがそのラウンドでは得点を得る事が出来（プレイ人数に応じて２位、３位でも点数が入ります）、さらにボーナスも獲得する事が出来ます。
ただし、指定された国で得点計算をしたあと、そこにいたすべての駒は（たとえ得点が得られなかったとしても）すべてストックへともどされてしまいます。
さて、この得点を得る手段である駒をマスに配置する方法ですが、各マスには横に数字が描いてあります。
プレイヤーは自分の手番がきたなら、王様がいる国の左通りの国から目的とする国まで自分の手持ちの駒を１個づつ寝かせて配置していき（マスではなく、その国の中央付近に全員が置いて行きます）、さらに目的のマスの横の数字の数だけその先の国に１個づつ手元の駒を配置したならやっとマスに１個配置出来るのです。
当然大変な数の駒が必要になってきます。
そこでこのゲームでは宝箱タイルの効果によって、この移動の為の駒の支払いをなしにしたり、マスの横の数字がいくつであっても「１」とするといった効果が用意されていて、それらを駆使しながら駒を配置してゆくことになります。
駒をマスに配置するとその下にある宝箱タイルが獲得出来るので、さらにそこから発展させてという形である意味タイルの効果と駒の配置を交互に連鎖させているような雰囲気を感じるかもしれません。
ルールがやや多いので、ボードゲーム初心者にはおすすめできませんが、いくつかのボードゲームをプレイしてみて、本格的にやってみたいな、と思った時に是非プレイしてみて欲しいとても挑戦しがいのあるボードゲームです。
ボードも非常に美しいつくりになっていますし、何手も先を読んでプレイしたり、各プレイヤーの思惑によって誰もが想像しなかった展開になったりというボードゲームの楽しさを体験できるものと思います。
【魔王の森の年末年始の営業】
魔王の森では年末年始の営業を以下の通りさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
１２月２８日（土）：１３時～２２時
２９日（日）：１３時～２２時３０分
３０日（月）：定休日
３１日（火）：１７時～２６時「カウントダウンイベント」
営業は夕方からですが、この日は毎年恒例のカウントダ ウントイベントとして、店内への飲食物等の持ち込みをす べてOKとします。
大いに食べて飲んで、ボードゲームを楽しみながら新年 を皆様とともに迎えたいと思います。
是非お気軽に参加して下さい。
また、イベント費込みでこの日は１０００円となりますの でご了承下さい。
１月 １日（水）：お休み
２日（木）：お休み
３日（金）：１０時～２０時【新年初売り】
新年初売りとしてミニチュアゲームは、この日限りの お年玉企画をご用意しておりますので、是非お寄り下さい。
４日（土）：１３時～２２時
～以降は全て通常通りの営業となります～
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