今日のテーブルゲームのある風景は「ABCダンジョン」です。
プレイヤーは、冒険者募集!の広告によって集まってきた冒険者グループで、ダンジョンの探索を実行します。
とはいえ、このダンジョンはある意味アトラクションで、怪物が出ることはありませんし、どの部屋にどれだけ多くのメンバーがそろうかが大事です。
とはいえ危険がないわけではありません。
ダンジョンには時々罠が設置してあって、怪我したメンバーは当然ダンジョンから出なければならないのです。
プレイヤーはより多くの宝を集めて、各部屋により多くのメンバーを送り込む事が目的となります。
ゲームのプレイとしては、テーブル中央にメインボードを広げて、AからXまでの各部屋の間に扉トークンをランダムに配置します。
この扉は床の種類のいずれかになっていて、陣取りの要素で重要な意味を持つ時があります。
さらにカードをよくきって各部屋の横のスロットに1枚づつカードを配置して、残りを山札にします。
宝物タイルをそのサイズごとに山札にして、数字の大きいものを上にする形で並べます。
そして各プレイヤーに担当色の駒と個人ボートも配られて、そこに松明トークン(裏側が2マス分の床トークンとなってます)を好きなように配置して(ただし必ず個人ボートのマス目を全て埋めるように配置する必要があります)、二枚の床トークン、2枚の1マス床トークン、手札として山札からカードを3枚もらってゲーム開始です。
ゲーム中は自分の番がきたなら手札からカードを1枚プレイします。
カードにはAからxまでの部屋に対応したアルファベットと、特殊効果が描かれていて、まずはアルファベットのある部屋に床タイルを配置して、その上に自分の色の駒を置きます。
床タイルは白、灰色、黒などの色分けがしてあり、ゲーム終了時に各部屋の最も面積が大きい色のタイルの上の各プレイヤーの駒の数を比べて1番のプレイヤーに点数が入ります。
ですので出来るだけ大きな面積をつくり、その色の上に自分の駒を集中的に配置していく事を競うわけです。
そして、プレイしたカードの特殊効果で、点数を得たり、同点時の優先順位のメーターを上げたりしますが、大事な効果として自分の個人ボートに並べた松明タイルを取り除いて(裏返して)床タイルのストックとする効果と、そうして空いたスペースに宝物タイルを配置するという2つの効果があります。
この宝物を配置することで得点がえられます。
ざっくりと言えばゲーム終了時の各部屋ごとに計算する床タイルの支配率による点数と宝物タイルによる点数によって勝敗を決めてゆきます。
ゲーム後半には写真のように冒険者達がところ狭しと溢れかえり(笑)、アトラクション待ち状態になるくらいです。
プレイの話に戻ると、それらの処理をしたあとで、自分が床タイルを配置した部屋の枠にあるカードを手札に入れます。
つまりこのゲームはゲームが始まった時の手札以外は運の要素がないわけです。
もちろんカードの補充などの運要素は正直ありまが、基本的には運の要素の薄いゲームと言えると思います。
最初は処理の順番にややとまどいますが、分かってしまえばとても快適にプレイ出来ますし、大いに楽しめる良いゲームだと思います。
是非一度プレイして楽しんでほしいと思います。
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