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テーブルゲームのある風景「シャドウライバルズ」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「シャドウライバルズ」です。
 プレイヤーは怪盗団をたばねる首領となって、様々な場所からお宝を集めてくる事が目的となります。
 他の警備はもちろんのこと、他の怪盗団も出し抜いて財宝を盗むためには時には他の怪盗団と協力し、時には敵対し、そして協力するとみせかけて出し抜く事も必要になります。

 ゲームとしては標的となる建物カードを山札にして、そこから3枚だけ表にしておきます。
 この建物カードにはどれだれの怪盗団のメンバーが忍び込めるかの許容量と、その許容量を超えた時に得点計算をするのですが、その時に何点獲得出来るかが記されています。
 そして各プレイヤーには内容はまったく同じ8種類8枚のカードが配られます。
 これをよくきって自分専用の山札にして、上から3枚引いて手札にしたならゲーム開始です。
 ゲーム中は自分の手番が来たなら手札を必ず1枚プレイしなければならず、パスする事は出来ません。
 各カードには建物の許容量に対する数値と、支配力としての数字、そして特殊能力があります。
 これを手札から表向きにプレイしたのならその通りの効果が発動するのですが、あえて裏向きでプレイする事も出来ます。
 この場合許容量については+1、支配力については「1」で特殊能力なしといった形で場に登場します。
 実は各カードの特殊能力は、他のカードの効果を打ち消す内容のものもあったりするので、その打ち消すカードがすでにプレイされているかどうかを秘匿するのは大きな意味があるシーンがあります。
 もちろん、基本的には特殊能力は使用した方が強力な効果を発揮しますので表で出す方が有効だと思うのですが、ここぞという時に裏で出すのは大きな脅し効果となります。
 こうして手番毎に一枚のカードを三ヶ所える建物カードのいずれかの下に並べる形でプレイしていき、並べられたカードの許容量の合計が建物カードに記載されている許容量以上になったならその建物カードの決算を行います。
 お宝チップを持っている者(カードの能力や裏向きにプレイすることのボーナスとして配置されます)は回収します。
そしてその列に並べられた各カードの支配力をプレイヤー毎に合計して最も高い値のプレイヤーが建物カードに記載されている得点を得れます。
 この後決算をした列のカードのうち各プレイヤー1枚のみを上級職に進化させる事もできます。
 最後に建物カードを脇に避けて並べ、新しい建物カードを表にします。
 これを、脇避けた建物カードの枚数が人数に応じた数になるまでくりかえして、規定の枚数になった時に最も得点を得ていたプレイヤーの勝ちとなります。

 他のプレイヤーとの駆け引きそのものをゲームにしている為、定石を求める方には合わないかもしれませんが、他のプレイヤーとのやり取りこそが楽しいと言う方にはおすすめの楽しいゲームです。
 是非一度プレイしてみてください。 

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