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テーブルゲームのある風景「クルセイダーズ」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「クルセイダーズ」です。
 プレイヤーは騎士団を持つ領主となって、侵攻してきた蛮族を打ち倒し、そこの繁栄を助けることで名声をあげて、さらに力をつけて大貴族として他の領主たちよりもすぐれている事を証明してゆきます。

 ゲームとしてはまるでウォーゲームのような六角ヘクスに進行してきた三つの蛮族のタイルをランダムに配置するとともに、そのヘクスの住民達の特徴をしめしたタイルをランダムに配置します。 
 そして、各プレイヤーには個人ボードがわたされて、ボード上の所定の位置に城、教会、神殿、農家といった建物駒を配置します。
 各駒は4個づつあって、それぞれ横一列に並べる形となります。
 さらに軍力を示すタイルも所定の位置に配置します。
 そして、各プレイヤーは自分の騎士団タイルをランダムにひいて、特殊能力を決定するとともに、基本的には12個のパワー駒を6つに分かれて円形に並べられているアクションタイルに2個づつ配置します。

 ゲームが開始したなのなら、プレイヤーは自分の個人ボード上のアクションタイルのいずれかを選び、その上に乗っているパワー駒の数だけのパワーでそのアクションを行なったのちにパワー駒をすべて手に取って、隣のアクションタイルから右回りに各アクシヨンタイルに1個づつパワー駒を分散して再配置しなければなりません。
 出来るだけ一つのアクションタイルに多くのパワー駒をのせたいのですが、使用されたパワー駒は一個づつ分散して再配置しなければならない為、どのような順番でアクションを選んでゆくかが大切になってきます。
 アクションの種類としてはわずか5つしかなく、メインボードで自分の駒を動かす「進軍」、同ヘクスの蛮族に攻撃を仕掛ける「聖戦」、蛮族のいない土地に自分の個人ボード上の建物駒一個を配置する「建築」、自分の戦闘力の基礎値を引き上げる「徴兵」、そして勝利点を直接獲得する「信仰」の5つで、ゲームとしてはこの5つのアクションの説明さえしてもらえればゲームが出来てしまう、非常にシンプルで分かり易いルールに仕上がっているのが素晴らしいと思います。
 基本的に蛮族を駆逐するか、建物を建築するか、神に祈るか(信仰のアクションを実行する)でしかほとんどまとまった得点は獲得出来ないので、常に常に他のプレイヤーに対してタイミングをはかってゆくゲームと言えると思います。
 一見がっつり各プレイヤー同士が対立して血みどろの陣取りをするように見えるのですが、プレイヤー同士が直接対決する要素はなく、むしろいかに効率よく蛮族を撃退して建物を建てる事による得点をえてゆくかのルートを確保してゆくかといったゲームに仕上がっていると思います。
 箱絵やボードの雰囲気にのまれる事なく、是非プレイしてみてほしいゲームで、プレイ時間も一時間かからずに終わる収束性の高さもあり、個人的に非常にお勧めのゲームです。

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