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テーブルゲームのある風景「カバー・ミー」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「カバー・ミー」です。
 プレイヤーはファッション雑誌の責任者となって、トレンドの最先端を先読みして、時流にのったモデルを起用する事を目的とします。
 女性誌ですので、髪型、髪の色、服の色、背景色などが評価の基準となって、もっとも評価の高い要素をすべてもっているモデルが当然最高となります。
 そして、ファッションですので、流行の最先端を突き抜けたときには高得点を狙いにいけるという要素もしっかりもっています(笑)。

 ゲームとしてはその見た目に対して意外なほどシンプルで、春夏秋冬の4ラウンドゲームを行うのですが、各季節は3回のフェイズを繰り返します。
 各フェイズ毎に全プレイヤーは配られた自分の手札からカードを1枚伏せて同時に公開して、髪型(ショート、ミドル、ロング)、髪の色(ブロンド、ブラウン、ブラック)などといった各要素毎にメインボードで公開されたカードのモデルが有しているポイントを加算してゆきます。
 3フェイズそれを行ない、各要素のどの種類がトップポイントになっていたかを比較して、その要素をもっているモデルが得点を獲得してゆきます。
 季節によって少し内容は変わるのですが、必ず3種類の要素が評価ポイントとなりますので、モデルカードの最高獲得ポイントは3点となります。
 プレイヤーは自分の公開したモデルカードが3得点出来ているなら、その季節で得点を獲得します。
 そうでない場合は獲得出来ないのです。
 しかし、もしも3枚公開したモデルカード全てが得点「0」であった場合、一気にその3枚のモデルカードは得点化されます。
 まさに流行の最先端を突き抜けて、逆に自分たちで流行をつくったわけです(笑)。
 ルールとしてはこれだけで、4ラウンド行って得点のもっとも高いプレイヤーが勝利となります。
 ボードゲームにほとんど慣れていない方でも十分プレイ出来るゲームなので、一度チャレンジしてみて欲しいと思います。
 そして、このゲームの最大の売りというべきか、とにかく女性誌をテーマにしたゲームというのを強く打ち出していて、各プレイヤーカードや流行ポイントメーターなどが非常に凝っています。
 そしてモデルカードも実写になっていて、本当に沢山のモデルさんの髪型や着こなしを見る事が出来るようになっているのです。
 そうしたこだわりは徹底していて、ルールブックやボックスアートなども非常にこっていて、ばっと見ではルールブックは本物の女性誌に見えるくらいです。
 ゲーム中も非常に華やかなので、そういった部分を楽しむゲームだと思います。
 なお、ゲームの特性上4~5人はプレイヤーが必要で、それより少ない人数ではプレイしない方が良いと思います。

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