今日のテーブルゲームのある風景は「ペーパーテイルズ拡張:禁域への門」です。
ペーパーテイルズはもともと「ヴォーパルス」という前身のボードゲームがあって、それのリメイクなのですが、この拡張セットも旧ヴォーパルスの拡張セットのリメイクとなっています。
ペーパーテイルズはいわゆるドラフトゲームと呼ばれるタイプのゲームで、最初に各プレイヤーに規定の枚数のカードが配られて、そこから1枚を抜いて自分の手元に置いておき、残りすべてのカードを隣のプレイヤーに渡す。
その時に自分も逆側の隣のプレイヤーからカードの束をわたされるので、その中から1枚選び残りを隣の者へというように1枚づつカードを確保しながら全員が初期カードを微妙に共有した形にして、その獲得したカードでゲームを開始するタイプのゲームとなります。
有名なドラフトタイプのボードゲームとしては「世界の七不思議」などがあります。
さて、こうしたドラフトゲームであるあるペーパーテイルズですが、ドラフトをした後の確保したカードを自分の手札として自分の前に2×2の形で4枚のカードを配置して、それを自分の王国してプレイしてゆく事になります。
カードには場に出す為のコストや戦闘力などが書かれていて、その戦闘力の合計を両となりと比べあって勝敗を決めて得点を獲得します。
そしてさらに建物と呼ばれる初めから全プレイヤー同じカードを別途配られるのですが、そのカードを自分の場に出す事も出来て、それによって永続的に様々な恩恵が得られます。
そして、最後にこのゲームの最大の特徴にもなっている各カードに時間カウンター(正確には経年カウンターと呼ばれます)を乗せる事で、自分がプレイしたカードには寿命という概念が追加されます。
これを4ターン繰り返して得点をかせいでゆくゲームなのですが、今回の拡張では建物の種類が増えた点と、カードに「レリック」と呼ばれる寿命の概念を無視したカードが複数枚投入された拡張になっているといえると思います。
ボードゲームの拡張である追加セットには大きくわけて二つのパターンがあるように感じます。
1つはゲームをやや簡単にしてプレイ出来る人の範囲を広げる拡張と、ゲームを複雑にして、もともとそのゲームを熱心プレイしていた人たちにより深い楽しみを提供する拡張です。
今回のペーパーテイルズの拡張はその二つをなかなか面白い形で混ぜ合わせている拡張といえると思います。
レリックの複数の存在によって、カードの経年カウンターの概念に苦戦する初心者の方にも間口をひろげると共に、建物や既存のカード効果でレリック以上の点数効率をのぞめるようになってます。
ドラフトゲームをプレイしてみたい方は是非プレイしてみてほしいと思います。
独特の楽しさがありますよ。
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