今日のテーブルゲームのある風景は「3×8」です。
なかなか不思議な感覚になるタイトルのゲームで、数字が入ったタイトルのゲームはかなりあるのですが、数字「だけ」というのはなかなか珍しいのではないかと思います。
このゲームをご案内すると、お客様の多くが「なんで3掛ける8なの?」と質問されるくらいインパクトがあります(笑)。
実際この3と8には意味があって、このゲームの根幹をしっかりと示してくれているのです。
さて、ゲームとしてはカードゲームでして、0~109まで各一枚づつあるカードを山札にしてよく混ぜて、各プレイヤーは最初の手札としてカードを4枚配られます。
そして、表向きに3枚のカードを場の中央にならべてその横に山札を置いたらゲーム開始です。
各プレイヤーは自分の手番の来たなら3択の中から1アクションを選んで行い、それを処理したら時計回りに次のプレイヤーというように順番にプレイしていきます。
やれる事の1つ目、と言うかメインで行うべきアクションは自分の手札からカードを自分の前にプレイして列をつくってゆくというものです。
この時同じ色のカードであれば(10の位毎に色が変わっています)何枚いっぺんに出してもOKとなっていて、プレイした分だけ場の3枚並んでいるカードか、山札からか補充します。
このプレイする時ですが、写真のように立てに並べてゆくのですが、数字については必ずだんだん大きくなるようにしかパ場に出す事は出来ません。
このゲームの目的としては自分の場に8枚の列を3列、誰よりも早く作成する事で、これが出来たプレイヤーが勝利となります。
出来るだけ早く完成する為には手札を補充する時も出来るだけ同じ色を持つようにしてゆきたい(同じ色なら一辺に出せるので、手番数としては少なくすむという理屈です)わけですが、考える事は誰でも一緒なのでなかなかうまくいかないものです。
やれる事に2つ目としては場に3枚並んでいるカード全てを一度捨て札にして、新たに3枚並べてからそれらか山札の一番上からカードを1枚引いて手札にして手番を終えます。
自分の場にカードを出していないのでやや不利になる感はありますが、手札の枚数が増えているので(このゲームではプレイした枚数だけ引いてくるので、手札が5枚になったらずっと5枚でプレイ出来るわけです)、後半の追い込みで有利になってきます。
そして最後の3つ目は、カードにバツが描かれている特殊カードをプレイする選択肢で、このバツのカードは他のプレイヤーの列の最後尾の色とそのカードの色が一致していないとプレイ出来ないという制限はあるものの、プレイしたならその狙った列の最後尾に配置して、そのバツ印の色のカードはその列にプレイ出来なくなる上、カードは「2枚」補充なのです。
これは手札が増える事になる為、実質やれる事その2の上位互換的な選択肢だとも言えると思います。
これら3つのうちから1つ選択してプレイしてゆき、自分の場に8枚の列を3列完成させたならゲームが終了となります。
そして最後に、カードを自分の場の列に数字が大きくなるように並べたのちに、今プレイした列のカード全てを、自分の他の列の最後尾にまるまる引っ越す事が出来ます。
これはしなくても良いのですが、このルールを駆使すると、3~4枚程度だったはずの列が、一瞬にして8枚になってしまうといった事出来るので、相手の思惑をはずして勝利しやすくなるでしょう。
ちょっとしたパズル要素がある為、考えどころはしっかりとあるのですが、基本ルールがさほど難しいわけではないので、プレイヤーがあまりボードゲームになれていない時など是非プレイしてみて来出さい。
不思議なプレイ感でとても面白いと思います。
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