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テーブルゲームのある風景「L-タイル」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「L-タイル」です。
 もともと同人ゲームであったものが、そのゲーム作成サークルさんが起業されて、そこから発売された第一弾商品という形らしくて、なんとも感慨深い気持ちにさせられます。
 ボードゲームデザインをしていた方が起業されるなんて素晴らしい事ですし、是非発展していってほしいと思っています。
 さて、ゲームのテーマとしては世界創造の中で妖精さん達に神様が宝石を集めてきたらご褒美をあげるとの事で各妖精さんは宝石を並べて集めるのですが、あまり世界が偏ると良くないと神様は考えておいででしたので、集めすぎたらご褒美はあげないよ、と釘をさしました。
 妖精さんたちは宝石を「ほどよく」集める事が出来るでしょうか?という事でプレイヤーが妖精さんの手助けをするわけです。

 ゲームとしてはパズルゲームで、人数によってルールが若干異なるのですが、基本は3人プレイだと個人的な印象を受けました。
 3人でプレイする場合は各プレイヤーが異なる色(赤、黄色、青)を担当して、その色の背面のL字のタイルの束をうけとってそれをよく混ぜてから重ねて自分だけの山札にします。
 そのタイルの山札から5枚引いて、付属している専用のタイル置きに配置してゲームスタートです。
 プレイヤーは手番がきたら手元の5枚のタイルの中から1枚選んで場にだします。
 この時すでにあるタイルのいずれかと、今配置するタイルのいずれかの「辺」が接している事が条件で、配置したら自分の山札から1枚引いてきて5枚にして次の手番の人になる。
 本当にびっくりするくらいシンプルなルールです。
 配置するL字のタイルには3色の宝石様々な組み合わせで必ず3つが描かれているのですが、そのうち自分の担当する色が縦横の連結で何個繋がっているかで点数が変化します。
 少なくとも4個以上繋がってないと点数にならず、繋げる程段々点数は増えるのですが、10個を超えると今度は点数が減ってしまいます。
 ピッタリ10個にするのが理想です。
 しかしながらこの連結ですが、自分が配置したタイルだけでなく、他のプレイヤーが配置したタイルの自分の担当色もカウントするため、ピッタリ10にしても、他のプレイヤーがわざと連結を増やしてしまえるのです。
 もちろん自分も他のプレイヤーの妨害をする事になります。
 この特殊な陣取りのようなやり取りをしていって、利用したりされたり、邪魔したりされたりしながら自分にとって最も有利な形でゲームを終えれるようにしてゆくのです。
 ゲームは全員が山札含めて全てのタイルを配置したときという、これまた分かりやすいルールです。
 シンプルなルールでありながら、参加プレイヤーは常に変化する盤面の宝石の並びに気を配って連鎖を組むパズルゲームで本当に良くできています。
 ボードゲームをあまりプレイしたことのない方でも十分プレイできますし、パズルの好きな方には特に面白いと思います。
 是非プレイしてみてください!

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