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テーブルゲームのある風景「エミネント・ドメイン」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「エミネント・ドメイン」です。
 プレイヤーは宇宙開拓に乗り出した惑星国家の代表となって、他の惑星国家(つまり他のプレイヤー)よりも多くの惑星を探索し、支配下におき、より強く大きく発展してゆく事を目標とします。

 ゲームとしてはデッキ構築とスカウトアクションが両方採用されているシステムとなっていて、各プレイヤーはゲーム開始時に同じ内容の初期デッキを渡されて、そこから5枚のカードを引いて手札とします。
 カードについては実は5種類しかなく、植民、軍事、科学、探索、発掘/貿易の5種類となっています。
 そしてこの5種類については中央に配置されたメインボードの上にそれぞれのカードが山札として配置されます。
 プレイヤーは自分の手番が来たなら、5つのカード種類の内いずれかを宣言して、メインボード上の自分が宣言したカードを1枚引いてきて、それに自分の手札から同じ種類のカードを好きな枚数加える事でアクションを行ないます(もちろん枚数が多い方がより効果の高いアクション内容となります)。
 そして、他のプレイヤーは全員その宣言されたアクションと同じ種類のカードを手札にもっていたなら、同様のアクションを選択する事が出来るのです。
 手番プレイヤーはカードを1枚メインボードから得られる効果とともに、アクシヨン内容そのものが少しだけボーナスのついた効果となり、その差を上手に引き出して自分にいかに有利にゲームを展開してゆくかがテーマとなってきます。
 基本的なサイクルは非常にシンプルで、「探索」によって新しい惑星カードを獲得し、それを「植民」か「軍事」のいずれかで惑星毎に決まっている規定値を越えたなら自分の惑星として得点化され、「発掘/貿易」によって自分の惑星とした惑星カードの資源を発掘し、それを売って得点を伸ばし、「科学」によって様々なボーナスカードを獲得して、ゲームの展開速度をあげてゆくという形になります。
 カードについても5種類のカードそのものの内容は全て同じであり、カード効果による強弱はまったくなく、純粋にどのアクションを選択し、それによって獲得したカードによって自分のデッキを強化してゆくとともに方向性も確定させてゆき、他のプレイヤーよりも一歩だけ早く勝利へとたどり着くというしのぎを削ったプレイングを楽しむ事が出来ます。
 プレイ時間も慣れてくると30分ほどで終了する上、全プレイヤーが同様の条件でプレイ出来る、つまり自分のプレイングこそが勝敗の分け目となれる達成感がかなりありますし、他のプレイヤーのアクションに相乗りしていかに利用するかという思惑ゲームとしての要素が強く反映する為、そうした作戦も重要になってきます。
 ボードゲームに少しなれてきたプレイヤーなどでそうしたプレイヤー間の駆け引きがお好きな方に是非プレイしてみてほしいゲームです。

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