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テーブルゲームのある風景「ライフセイバー」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ライフセイバー」です。
 プレイヤーは海岸での監視員となって、溺れている動物達をより早く発見してみつけださなくてはなりません。
 もしも発見が遅れたならペナルティを受けてしまいますが、成功してもボーナスがあるわけではありません。
 そうです、救助は当然の責務であるという厳しい掟が重圧となってのしかかってくるのです。

 ゲームとしてはプレイヤーは5枚の救助員カードを渡されるので、これを自分の前にならべてポイントとします。
 この5枚のカードがなくなったならそのプレイヤーは脱落してしまうのです。
 3~9までの数字と動物が描かれたカードを良くきって、各プレイヤーに10枚づつ配ります。
 なお、各数字には動物の絵があり、数字と動物は一致していて、さらにその数字とセット内のカード枚数は一致しています。
 つまり9のカードはかならずキリンが描かれていて9枚ありますし、3のカードは必ずネズミが描かれていて3枚あるといった形になっているのです。
 その後場のカードとしてカードを表にして1枚の列2枚の列3枚の列、そして4枚の列というようにやはり10枚を階段状にならべてゲームスタートです。
 プレイヤーは手番が来たなら自分の手札から1枚以上場のカードと交換しなければいけません。
 そして交換する時は4つある列のいずれかを指定して、その列のカードの枚数(1~4枚)だけ手札からプレイして、その列のカードとまるまる交換します。
 つまり、4枚ある列に欲しいカードがある場合、その4枚まるまる獲得して、手札からは出したくなくても4枚その列に出さない限り交換出来ないという事になるのです。
 交換が出来ない、または作戦上する必要がない場合はパスしてラウンドの終了を宣言します。
 この宣言がされたなら、宣言したプレイヤー以外のプレイヤーが1回づつプレイする事が出来ます(プレイしなくても良いです)。
 ラウンドが終了したなら9から初めて各プレイヤーがその数字の動物カードを何枚持っているのか、手札から公開しながらくらべます。
 そして、もっとも多くの枚数を持っているプレイヤーがそのカードの数字分の点数を獲得してゆきます。
 つまりまず9を持っている者が全員9のカードをオープンして、もっとも多くの枚数を持っているプレイヤーが9点を獲得します。
 次に8のカードを持っている者全員が8のカードをオープンして比べてもっとも多いプレイヤーが8点を獲得して・・・と繰り返すわけです。
 この時いくつかの数字は異なる動物が描かれているのですが、「動物毎に」判定します。
 3まで処理をしたら、各プレイヤーは自分の点数を合計して、その合計得点がもっとも低いプレイヤーが救助員カードを2枚失い、最も高いプレイヤー以外の他のプレイヤーは1枚づつ救助員カードを失います。
 つまり、得点トップ以外のプレイヤーは救助員カードを必ず失うわけです。
 そして、救助員カードが0になったプレイヤーは脱落してゆき、最後に残ったプレイヤーが勝者となります。
 ただ、こうした脱落ゲームでは早く脱落したプレイヤーがヒマになってしまう事が多い為、魔王の森では最初の脱落者が出た段階で、残りの救助員カードがもっとも多いプレイヤー(同数の場合にはそのラウンドでの点数を比べたり、それまでの合計点を記録しておいたりなどで決定します)が勝利するハウスルールを採用したりしています。
 また、このゲームでは特殊な勝ち方があり、4と5いずれかの動物カードを全て手札に集めたなら(つまり4のカードを4枚だったり5のカードを5枚だったりです)ラウンド終了宣言の処理なしで、そのプレイヤーは上がりとなって突然ラウンドは終了し、揃えたプレイヤー以外のすべてのプレイヤーは救助員カードを1枚失う事になるルールがあります。
 このルールによって、不用意に低い点数の数字カードを場に出す事がしにくくなっているのです。
 短時間でプレイ出来るゲームなのですが、なかなかどうして相手プレイヤーの思惑を予想したり読んだりといった駆け引きや心理戦がしっかりと出来る良いゲームで、ルールがシンプルな分だけプレイヤー間の駆け引きがモロに反映されるゲームとなっています。
 そうした駆け引きが好きなプレイヤーは是非プレイしてみて欲しいゲームです。

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