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テーブルゲームのある風景「カード・オブ・クトゥルフ」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「カード・オブ・クトゥルフ」です。
 昨今日本のTRPG界隈で流行りもの扱いになっているクトゥルフもので、プレイヤーは探究者となって一致団結して勝利を目指すいわゆる協力ゲームです。
 プレイヤー達は自分の分身であるキャラクターとなって、世界を破滅させんとする4つの邪教の教団の召喚の儀式を阻止する為に、古の秘本やアイテム、さらに協力者たちの力をかりて邪悪の使徒に立ち向かう事になります。

 ゲームとしてはカードゲームとダイスゲームのハイブリットで、プレイヤーは自分の手番に全員共通の山札の上から通常は4枚を表にしてゆきます。
 カードにはそれぞれ4つの教団の色に分かれた従者、小さき魔物、大いなる魔物、名状しがたき魔物、次元門があり、それられがめくれたなら該当する色の教団ボードの所定の場所に配置します。
 それ以外にはアイテムと部下というカードがあり、それらがめくれたなら経験値コインを支払って購入する事で自分のパーティに加えるか、獲得を諦める代わりに1枚につき1個の経験値コインを得るかをその場で選びます(つまり強力なアイテムであっても経験値コインがたまるまでとっておくという事が出来ません)。
 魔物はめくれても、再び裏返して所定の教団ボードに配置されて「眠っている」状態になるのですが、従者カードが規定枚数教団ボードに並ぶと目覚めて強力な力を発揮するとともに、目覚めた時は手番プレイヤーはその魔物の強さの分だけ経験値コインを支払うか部下1人を犠牲にしないと発狂して即死してしまいます(クトゥルフの世界観では人間はあまりに無力なのです)。
 さて、その後手番プレイヤーは6面体ダイスの赤いダイス1個と緑のダイス2個の合計3個を振って、その出目を割り振る事で従者を倒す事に挑戦します。
 とはいえ、従者カードの強さは2~10までありその強さ以上のダイスの出目合計を振り振らなければ倒せず、6面体を使用している以上強さ7以上はどうがんばっても2個以上を振り分けなければなりません。
 さらに赤いダイスで出目1を振ると反撃をうけた事になり、問答無用でダメージを受けてしまい、次の手番から緑のダイスが1個減らされてしまうのです。
 なかなか厳しい展開を強いられるゲームですが、クリア出来ないわけではない絶妙なバランスとなっています。
 クトゥルフ好きの方には是非チャレンジしてみて欲しいと思います。
 ちなみにゲームの作者が小説家である為かルールブックに短編小説が載っていてなかなか興味深く読ませて頂けるというオマケつきで、ゲームを作成しようとしたきっかけの1つがカフェで近くの少年たちが「クトゥルフ?それってスタートレックの船長の名前なの?」という会話してふきだしてしまったくだりなどは、けっこうアルアルネタで楽しめます(笑)。

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