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テーブルゲームのある風景「アドレナリン」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「アドレナリン」です。
 プレイヤーは未来のコロシアムに放り込まれたキャラクターとなり、ランダムに出現する武器を拾い上げ、さらにそのエネルギーキューブも確保してチャージしつつ他のプレイヤーを打ち倒して、または切り倒してゆくゲームです。

 こう聞くとテレビゲームの1つのジャンルでもある多人数参加の撃ちあい型ゲームのように聞こえるのですが、実はこのゲームはそうではありません。
 というか、そう考えないでプレイした方がしっくりくると思います。
 マップは非常に狭く、射撃武器によって自分の安全を確保しつつ攻撃する事はほぼ出来ないと思って間違いありません。
 それでいて近接武器は射撃武器よりダメージ値が大きく設定されている為、接近戦武器をふるった方が断然得だと考えてしまいます。
 でも実はこのゲーム、ダメージを与えるたびにそのプレイヤーのHPを武器のダメージ分だけ現象させるのですが、誰が何点与えているかがトークンによって記録される事になっています。
 そしてプレイヤーキャラクターのHPが「0」になった段階で、より多くダメージを与えていたプレイヤーほど得点が多く手に入り、打ち倒されたプレイヤーキャラクターはすぐさま復帰してしまいます。
 とはいえ、復帰したキャラクターは再び打ち倒しても獲得出来る点数がかなり低くなってくる為、まだ倒されていないキャラクターが当然集中的に狙われる事になってくるわけです。
 ゲームを通じて何回プレイヤーが打ち倒されたかでゲームが終了し、その段階で獲得していた得点で勝敗を競います。
 つまり何度打ち倒されたとしてもゲームの勝敗にはほとんど影響しないのです。
 むしろこのゲームは他のプレイヤーに効率よくダメージを与えて、与えたダメージ値をより多く、それがダメでもダメージ値で2位をキープする事で得点はかなり稼げる為、一人のキャラクターを集中狙いする意味がほとんどありません。
 こうなると大きくダメージを与える近接武器よりも、複数のキャラクターを狙える射撃武器の方が効率よくダメージコントロールが出来る事も多くなり、いつ、どれだけのダメージをどのキャラクターに与えるのかを上手にやりくりしたプレイヤーが勝者となるわけです。

 参加プレイヤーがその点を意識してプレイすると一気にこのゲームの駆け引きは面白くなってきて、いかに自分に有利な状態で他のキャラクターを打ち倒すかが目的で、自分が撃たれない事を主眼とするテレビゲーム的な思考では楽しめないものでもあります。

 結果として人数が4人以上、出来れば5人でプレイしないと面白さが半減してしまう事にもなっているのですが、駆け引きが本当に面白いゲームです。
 是非4人以上で楽しんでほしいゲームです。

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