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テーブルゲームのある風景「ダンジョンクエスト」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ダンジョンクエスト」です。
 現在が第何版なのか勉強不足なゆえ分からないのですが、このゲーム自体がつくられたのが1987年ですから実に約30年の歴史を持っている事になるゲームという事になります。

 ゲーム自体は対戦というよりは競争ゲームで、お城の中央にある竜の寝床にたどりついて宝をうばって外まで逃げるだけです。
 竜が追いかけてくるわけでもないので、行きも帰りも気ままなものなのですが、このゲームを有名にしているのはそのあまりに理不尽な即死ルールでしょう。
 昔の版にくらべたなら現在日本語版として出ているものはマイルドになったとはいえ、プレイヤー同士競争するどころか必死に協力してすら誰一人かえってこれない難易度(という表現も別に協力ゲームではないので微妙なのですが(笑))の高さで、「魔王の森」ではクリアしたプレイヤーを「勇者の証」として店内に持ち帰った金貨の数と日付を添えて表彰してあるくらいです。
 プレイヤーは白をもしたボードの四隅からスタートして、自分のターンがきたら通路タイルを配置して一歩すすんでいくのですが、このタイルに様々な要素がついていて、問答無用で閉じ込められて脱落なんて自体はよくおきます。
 イベントによって通路は変化してしまう可能性が高いですし、そもそも一方通行的な通路が多く、よほど運がよくないとまっすぐな道ではたどり着けません。
 そしてたどりついたとしても、今度は帰ってこなくてはならないのです(笑)。
 さらにゲーム終了までのターン数制限がかけられていて、そのターン制限が終了すると脱出出来ていないプレイヤーは全員脱落したものとして扱われます。

 まさに往年のファミコンゲームをプレイしているような無茶ぶりが平然と襲いかかってくるゲームなわけです。

 ある程度洒落がわかる(つまり理不尽に脱落しても、そういうゲームなんだと納得して楽しめる)人同士でワイワイプレイするのが一番楽しいゲームで、誰がどこで、どんな形で脱落するかで盛り上がるという、ある意味クトゥルフなどに代表されるホラーゲーム的なノリが楽しめる作品という事も出来ると思います。

 我こそはと思う方は是非魔王の森にてチャレンジしてみて下さい。
 「勇者の証」に名前を残し、過去の英雄達の持ち勝った金貨の数を超える偉業をなしとげてみることに挑戦してみてはいかがでしょうか!(笑)。

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